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国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)の試験をパスするために その8

患者が目覚めた時に生じ、数時間持続する重度の再発性頭痛の病歴を 6 ヵ月呈しています。 この頭痛は右頭頂部の小領域に限局し、複視が伴うこともあります。 3 ヵ月間保存的治療を行った後も軽減されませんでした。 早急に可能性として除外すべき病状は次のどれですか?

  1. 頭蓋内腫瘍

  2. 副鼻腔感染

  3. 高血圧

  4. 片頭痛


問題の意図は、どこにあるのかを考えると、私が気になるのは。

早急に可能性として除外すべき病状は次のどれですか?


という問題文。

早急ということにひっかかります。なぜかというと病歴が6ヶ月もあるというのは、かなり長いです。また来院後も3 ヵ月間保存的治療としている。合計すると9ヶ月も頭痛で悩んでいるということ。

複視もあるというのは、何を考えなくてはならないのか。

急に複視に加え、ろれつが回らなくなったり手足に麻痺しびれが生じた場合にも、脳の疾患が原因と考えられるので、急を要します。迷わず救急車を呼んで下さい。

脳血管障害が考えられます。



いち早く除外したいのは、頭蓋内腫瘍


これも9ヶ月も放っておいたら危険です。早急に可能性として除外が必要、病院に行って検査をしてもらうようにアドバイスしたいです。



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