92. 老化に直結する「ホルモン-1」5つの場所と働き。
知ってるつもりであやふやなホルモン。確かめられているものは100種類ほどあり、今も発見され続けている。今回は基本のキをさくっと最短で。
ホルモンとは、
日々体内外が違う環境に置かれても、身体を一定に保つために分泌される物質。基本のキは、つくられている6つの場所とその主な働きです。
その場所とは
・脳下垂体(のうかすいたい)
・甲状腺(こうじょうせん)・副甲状腺
・副じん
・すい臓
・生殖腺(せいしょくせん)
1.脳下垂体
頭蓋骨の中心辺りで前葉と後葉があり、
前葉では、他の内分泌腺をコントロール
後葉では、水分の調節とオキシトシンを分泌する。
オキシトシンは意外と分娩時の子宮を収縮する働きを担っていたりする。
2.甲状腺・副甲状腺
喉の下の方辺りで、甲状腺と副甲状腺があり、
甲状腺では、全身を活発にし成長を助ける。
副甲状腺では、血液中のカルシウムを調節する。
甲状腺は意外と便秘との関わりがあり、便秘があるということは甲状腺ホルモンが低下しているサインでもある。
3.副じん
腎臓の上についている。
副じん皮質ホルモンと副じん髄質ホルモンがあり、
副じん皮質ホルモンは、血圧、血液中の水分・血糖・塩分・ミネラルを調節し、
副じん髄質ホルモンは、ストレスに対する反応を調節する。
4.すい臓
消化を助け、血液中の糖分量に関わる。
糖の量を上げるグルカゴン、下げるインスリン。
5.生殖腺(せいしょくせん)
生殖に関わる他、女性ホルモンは骨の密度、男性ホルモンは筋力に関わります。
この他にも
腎臓では血圧を調整する、
骨髄では赤血球を作る刺激を与える、
脂肪組織では体脂肪を一定に保つなど様々なものがあります。
今回、体の微量なホルモンが相互に連絡を取り合い体の恒常性に働いてくれているんだなぁと意識し、
生活習慣を前向きに捉えて、労ってあげる気持ちになってあげましょうよと申し上げたかったのです。
老化=病気に直結する3大原因は、
体の酸化・糖化・ホルモンの変化です。
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