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58. ざっくりオメガ6というけれど。ごま油の構成比は意外と半々。オリーブオイルは?

ごま油のオメガ6(リノール酸)は半分以下、4割ほどがオメガ9(オレイン酸)なんですね。摂取量を上げなければいけないじゃないか!?

ごま油は、こちら。

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オリーブオイルは、8割がたオメガ9。1割

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■オメガ9(n-9)系脂肪酸
オレイン酸 など

多く含む油は、
オリーブオイル、べに花油(ハイオレックタイプ)、なたね油(ハイオレックタイプ)、落花生油など

■オメガ6(n-6)系脂肪酸
リノール酸

アラキドン酸など
※ リノール酸は体内で代謝されて一部がγ-リノレン酸とアラキドン酸となる。

人の体内でつくることができない必須脂肪酸。
血中のコレステロール濃度を下げると言われている。
コーン油、大豆油、キャノーラ油など身近な油の主成分。

多く含む油は、
コーン油、大豆油、綿実油、グレープシードオイルなど

■オメガ3(n-3)系脂肪酸
α-リノレン酸
EPA
DHAなど
※α-リノレン酸は、体内で代謝されて一部がEPA、DHAとなる。

オレイン酸は体内でも合成される。
血中の善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロール濃度を下げると言われている。
代表的な油にオリーブオイル、近年はオレイン酸が多く含まれるように品種改良されたべに花油やなたね油が流通している。

多く含む油は、
えごま、亜麻仁、青魚など
(植物性に健康に期待する効能があるのか?前記事の疑問は解消されていません)

では、他は何?

多価不飽和脂肪酸の中でも鎖状に結合した
3個目の炭素に二重結合があるもの(例:α-リノレン酸、EPAなど)を「n-3系(エヌ・マイナス・サンケイ)脂肪酸」といい、ω3(オメガ・サン)ともいう。

6個目の炭素に二重結合があるもの(例:リノール酸、γ-リノレン酸など)を「n-6系(エヌ・マイナス・ロクケイ)脂肪酸」といい、ω6(オメガ・ロク)ともいう。

他は、オメガには分類されませんw

その他は、動物性油脂と酢と乳製品とパーム油とココア。
MCTオイルの中鎖脂肪酸は炭素数C8とC10。
自然界に存在しないけど抽出はできるのね。難しいけど!😆

身体の細胞は油で出来ている。
いい油に入れ替えることは食事で可能なのだ。

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