持続可能性の局面で求められるイノベーションとは?(仮説)

よく語られる<1>地球資源の再生スピードと<2>人類の使用量の問題。

仮にこの<1><2>が計算できるとして、バージン材は、

①資源の質・量・再生スピード(+のサイクル)

②人類の総使用量(-のサイクル)

をもとに③生産可能数量(可処分数量といってもいいかもしれない)を決めることができそうだ。この③生産可能数量を固定し、バージン材が必要な業種業界に対しどこにいくら配分するかを決める。
そうすると、おそらく総使用量に対する不足が出てくるが、それは代替品で補ったり、製品のグレードを落としてリサイクル品で対応したりすることになるのだろう。

こう考えると、代替品の需要が出てきて製品開発が進むのだが、ここにイノベーションが起きても、②人類の総使用数量を抑制する内容でなければ、地球資源が不足している事態には何もインパクトを与えない。いわば延命措置でしかないのではないか。
そうすると、最近流行りの持続可能性の局面では、資源効率性の高い材の開発が必要であり、ここにイノベーションが求められるのではないか??

という仮説を徒然なるままに。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?