リッチコンテンツ

最近のホームページデザインは、一周して昔のような動くデザインに戻ったようです。
昔はFlashやjavascriptを使ってトップページに動きのある箇所を作っていました。
最近の流行はjQueryのinview等を使って、スクロールされた時に画面内に入ったらcssで細かくアニメーションさせるのが主流のようです。
たまにストリーミング動画を背景にしたりするものも見られます。
リッチコンテンツと呼ばれていて、ホームページに高級感を与えるものですね。
広告業界などではかなり好まれて使われています。

しかし、そういった動く技術にばかり注視して、作りが甘くなっているホームページもあります。
おそらくそういったリッチコンテンツを作成するのに時間をとられてしまうために、cssで装飾せずにまるごと画像にするしかなくなっているのだと思います。
cssで装飾してなるべくテキストを画像化しない方が、SEO的にはいいはずです。
その『実』を省略していては、リッチコンテンツ重視の『虚』のホームページができあがってしまいます。
見かけだけのリッチコンテンツよりも、SEOにも配慮した内容のあるホームページの方が最終敵にお客様の利益につながると思います。
しかし、営業サイドは顧客にそこを説明せずに、みかけだけを売りにして大量生産しようとします。

見かけの動きがあるページを日本人は好む傾向にあるようですが、そのホームページを閲覧するユーザーは本当に求めているのでしょうか。
多少時間が無くても、きちんと作り込んだ方がいいと私は考えます。

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