明日から5期目突入

2005年1月に個人事業をスタートし、2011年~2014年の都内での専門学校職員の生活を挟み、別府に帰郷後2018年3月1日に法人成りして設立したサンバシ株式会社の4期目の期末を本日迎えました。

おかげさまで、1期目→2期目→3期目→4期目と、売り上げは徐々に上がってきております。

「法人設立5年での生存率ってどんなものかな?」と思い、検索してみたら、「3~5年で4~6割が廃業に追い込まれる」と書いた記事がありますが、身の回りの法人経営者の皆様で「事業やめました」という人に遭遇しないので、実態としてはもう少し生存率って高いのかなとも最近思っています。

※実際には企業生存率はもう少し高いよ!って記事もありました。


私の父も実は法人経営をしていました。「有限会社小島商店」という屋号で、おつまみ・珍味を県内の酒屋に卸売りする仕事でした。酒屋が軒並みコンビニエンスストアに業態転換する90年代後半のタイミングで幕を閉じましたが、15~20期くらいはやったはず。父から経営のうんぬんを聞かされたことは今までまったくなく、私も日本文理大学の事務職員をしているときに自分で起業するとは夢にも思いませんでしたが、期せずして同じ道へ。

父方の祖父は姫島で漁師、母方の祖父は鉄輪付近で農家をしており、勤め人が身近にあまりいない環境も、いまの私を形成しているのかもしれません。就活であまりやる気が出なかったのもそのせいかも(笑)

そして、その私がいまB-biz LINKで起業支援を担当させていただき、ONE BEPPU DREAMをはじめとした起業家のサポートをさせていただいているのは、どういうお導きなのか、ということをいつも考えてしまいます。

4期目を終えて出てくる実感としては、「法人経営の先輩方はえらいな」ということです。それに尽きます。頭に叩き込んでおく情報量、知識、法律、規則、経理、などなどありとあらゆるものが個人事業主とは圧倒的に違う。最初に「法人経営のあれこれ」的な本を読まなかったからそう思うのかもしれませんが、経営のことって学校で絶対学ばないし、「せっかく頑張ったのになぜ?」という瞬間にも多く遭遇する。文学部史学科じゃなくて経営学部にでも行っていたら多少違ったのかもしれないし、ファーストキャリアが学校職員じゃなくて民間企業だったら感覚も違ったかもしれない。どこかの会社の経営幹部の経験があればもっとうまくやれたかもしれない。でも、どんな苦しさがあっても「楽しい!」と思う人が結果的に生存率が高い経営をしていくんだろうな、という風に今では思います。だから今から起業する人にも「一言でいうと、苦しいんだけど、楽しさが上回るからがんばれ!」って伝えるようにしてます。

普段多くかかわる別府や県内の皆さん、学生の皆さん、経営者や採用担当の皆様、キャリアコンサルタントの皆さん、起業家の皆さん、東京時代にお世話になった皆さん、B-biz LINKのチームメンバー、就活支援で関わった20代~30代の社会人の皆さん、”社長のシェルパ”チームの皆さん、そして激励を絶妙なタイミングでたまにくれる高校時代や大学時代、同期の仲間たち、そして家族や親戚の皆さん。かかわっていただくすべての方々に感謝しつつ、5期目もまた頑張ります。

とりあえず、サンバシ株式会社はロゴマークもWebサイトもない会社なので、次期はそれ作ります。そして新たなチームメンバーも迎える準備をしていきます。

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