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感謝されるしごと

今日は、わたしが採用支援している別府市内の会社の社長と、私の古巣になる私立大学のキャリアセンターの方をご紹介する仕事をひとつさせてもらい、双方から大変感謝されました。

わたしは1999年から2004年まで大学職員の仕事をしていて、24歳で初めて配属されたのが就職担当。今風に言えばキャリアセンター。つまり社会人生活の第一歩が人の就職のお世話をする仕事でした。
就活を2年もかけてやって、内定出たのがわずかにひとつ。その人間が就活支援をするのは、一筋縄ではいかない感じでした。
それでも、面接の練習とか履歴書の添削をしてあげて「ありがとう!」とかえっていく学生。
内定が出たら報告にきて「ありがとう!」とまた言われ、その学生のゼミ担当の先生からも「ありがとう!」と言われ、企業からも「ありがとう!」と電話がかかってくる。
なんなら、その学生の保護者からも「ありがとう!」と言われ、菓子折りまで丁寧にもらうような仕事でしたw


菓子折りのところは余計でしたが、「こんなに人から感謝される仕事っていいなー!」と思い、20代後半、大した資格も持ち合わせてなかったので、キャリアコンサルタントの資格を取ってみようと一念発起。
資格受講のタイミングと、組織を離れてやってみたいという気持ちが重なったのが29歳の時で、思い切って独立し、フリーランスのキャリアコンサルタントになりました。


今日、やりとりした古巣の後輩は管理職として活躍しており、わたしが退職してから15年も経っているにも関わらず、わたしの突然の申し出も受けてくれて、企業大学双方から「ありがとう」と言っていただく機会を得ました。ささいなことなんですけど、とても嬉しいです。


どうせやるならば、人から感謝されるような仕事が良いです。

これから仕事探しをしていく方、転職を考えてる方、このコミュニティにも色々いると思いますが、安定性、将来性、待遇、適性などなど考える際に「感謝される仕事かどうか?」というのは、ひとつ考える要素として置いておくと良いですよ。

それが、仕事のやりがい、働きがいにつながり、人の心を豊かにさせます。そして、「生きてて良かった!」という思いにつながり、やがて自分自身だけでなく、他者への心配り気配りというところの気遣いへと変容し、世が平和になっていく。

こんな循環を少しでも起こしていけるといいなと思ってます。

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