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温めることと冷やすこと

こんにちは。潤平です。

応急処置について語っているこのシリーズ。

温めること、冷やすこと、それぞれのメリットとデメリットを伝えようと思いましたが、書き出したら、痛みについてまず書かねばなと思い、前回の記事は痛みの正体をお伝えしました。


そんな訳でようやくそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。


まずは温めることのメリットをどうぞ。

・心地よい場合が多い

・痛みを感じにくくなる

・血流が上がる


お次は温めることのデメリットをどうぞ。

・心地よい場合が多い

・痛みを感じにくくなる

・血流が上がる


・・・同じやないかーい!!!


そうなんです。こういうことって、結局表裏一体で、良いも悪いもないというか、現象そのものをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかどうかは、あなたの意識や行動に委ねられているということです。


冷やすことも同じですね。冷やすことの特徴としては、

・快、不快がハッキリわかる

・適切に行わなければ良いことがない(血流を下げる、体温を下げる、痛みを感じやすくなる)

・氷水を作る作業にハードルがある


改めてこうして見ると、みんなが冷やしたがらない訳が、よーーーくわかりましたwww

どう見ても!温めたほうが良くなりそうですもんね。


ですからやはり、私が一貫してお伝えしている、「応急処置に於いて、状況を正しく認識し、判断する必要がある」ということは、正しいことだなとわかりますね。

感情に流されて、炎症が発生している時になんとなく温めてしまうと、


心地が良い

温める

痛みを感じにくくなる

温め続ける

血流が上がる

腫れが大きくなり症状が悪化する。温めていたものを外し、落ち着いてくる頃に、痛みの増強、熱い、触ると痛い、動かしにくい などなど 


このように炎症がある時に温めると、最悪な展開が待っているので、判断を間違えぬよう、気をつけましょう。

温めることは一見、良く見えるのですが、気を抜いて温めることに全て委ねてしまうと、あなたの状況次第で痛い目をみますよ。


翻ってアイシングの場合は、炎症がなければ冷たくて当てていられませんから、痛めた時は、とりあえず冷やしておけ!という感じで覚えてもらった方が、リスクは少ないです。

アイシングの方法はこちらの記事です。

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