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仕事の意味、意義が大切な理由と業務設計との関係

このnoteでは、医師や管理栄養士などさまざまな職種の人がそれぞれの視点から「健康経営」について情報発信をしています。
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こんにちは。業務設計士の佐近朱美です。

エンゲージメントを高めることもよく言われますね。社員にどう高めてもらうかばかりの議論になっていませんか?

こちらの記事は少し前の記事ではありますが、大事なことなので、今も色あせていないなと感じますし、これができていないから、高まっていないのではとも言えるのではないでしょうか?

この記事にあるように、エンゲージメントを高めるには
・強みを発揮する~発揮できる環境を整える
・人間関係~人間関係を尊重する環境を整える
・意味、意義~その仕事にどんな目的や意義があるのか明確にする

とあります。

強みは最近、よく取り上げられていますよね。人間関係は、普遍的な問題としていつの時代も上がってきています。

今回は、3番目の「意味、意義」と業務設計の関係についてお話したいと思います。

上記のリンクには、「エンゲージメントを上げるためには、何かもっと意味のある仕事を探すのではなく、今現在携わっている仕事に対する見方を変えて、どのような意義や目的があるのかを明確にすることが大切なのです。」とあります。


仕事をしていると、「この仕事ってどんな意味があるのだろう?」とか「私の仕事はどうせ誰でもやれることだし」とか「私たちの部門の仕事のことわかってもらえてない」とか、いろんな思いがよぎると思います。そんな中で、やる気ややりがいを感じられるはずもありません。

特に50代、40代も含まれるでしょうか。「私たちは上に言われたらとにかくやってた。まずやることが大事だ。」もちろん、それも一理ありますが、なぜそれをやるのかと問われて答えられない仕事も同義にしていいのでしょうか?

これは個人的な感覚ですが、若い人たちの方が社会貢献意欲が高いように感じています。失敗を許されない中でそんな思いが醸成されているなんて素晴らしいこと。なぜそれをやるのか?いい意味で目的や意義、意図を大事にしながら対話につなげて、組織と個人の成長に繋げられるといいなと私は考えています。


業務設計との関係性

なぜ業務設計と関係があるのでしょうか?対話を進める上でも、自社のビジョン、ミッションはもちろん目標設定を行うでしょう。その際に、目的や実行指標を明確にすることが、同じ方向を向いて対話を進めることができる。この同じ方向を向いている、内容によっては景色を合わせていくことがとても大切だからです。

一度決まっても、日々仕事に追われてしまえばどうしても忘れてしまうこともある。その際に明文化されたものとして、共有できるものがあれば、安心して仕事に集中することもできます。

意味、意義を理解し、互いに尊重し会える職場にしていくためにも業務設計は一つの要素としてとても大切だと考えています。


対話が大事とも言われるようになりました。だからこそ、会話ではなく本質的な対話をする上で大切な「仕事の意味、意義」を再確認してみませんか?



最後に:私たちができること

今回、やりがい、エンゲージメントを高める上でも大切な業務設計についてお伝えしました。

健康経営について取り組みたいけど、やることが多くて大変そう...
課題の把握と解決策の提示には企業経営、心身の健康面について幅広く熟知している必要がありますが、私たち多職種専門家チームなら可能です。

また、私たち多職種専門家チームなら、具体的な実践のポイントをお伝えできますし、制度や仕組みの構築、研修の実施まで行えます。
私たちは、”組織と個人が共に幸せをデザインする”ことをビジョンとし、
組織ごとの異なるニーズにカスタマイズした対応を行っています。

健康経営について相談したいという方は是非、ご相談ください。

▶︎ メール kenko.keiei.kyoto@gmail.com

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