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加齢とともに身長が低くなる!?

1.中高齢者は身長が低くなる

40歳を過ぎると10年で1㎝以上身長が低くなるとされています。
しかしこの現実すら、わたしは意識していませんでした。60歳を前にして健康診断で身体検査をしたとき、170㎝を超えていたのにいつの間にか169㎝を切っていました。その時は、単に計測者の計測方法がおかしかったのだと思いました。

しかし、後日あらためて測り直しても同じでした。これには少々ギョッ⁉としましたが、ようやく冒頭にある事象を知って、1年後にようやく納得したものです。中年以降のあなた自身の身長は如何でしょうか。

2.身長が低くなる原因

なぜわたしたちは身長が維持できないのでしょうか。せっかく成長期に身長が伸びたのに、途中で低くなるのは何とももったいない。では、どうして低くなってしまうのでしょうか。

よく骨と骨の間にある椎間板などが何らかの事由により萎縮するなどという現象が挙げられていますが、けして十分な説明ではありません。

わたしの現在の身長は運動療法によって再び170㎝以上となりました。概ね2㎝ほどを取り戻したことになります。この体験から椎間板自体に問題が起きるのではなく、脊柱、すなわち背中にある骨と椎間板をバランスよい姿勢が保てるように筋肉が支えています。

この筋肉が若いときから硬い人は、腰痛にもなりやすいようです。その深層筋を緩めることを日々重ねると骨の位置が徐々に正しいところに戻ります。その過程で椎間板の圧縮もほぐれて痛みも消えるようです。その延長線上に腰だけでなく上体や下半身も同様に取り組むことで、結果的に身長も取り戻しました。

つまり、身長が低くなる原因は、深層にある筋肉が徐々に硬直化して骨の位置、筋肉の位置、ひいては椎間板などの萎縮も同時に起きていることではないかと考えることが適当だと思います。

3.低くなった身長を戻す

下半身でいえば、骨盤まわりや下肢の筋肉を刺激して、O脚、X脚などを修正する。上体は肩、背中、骨盤、そして一番重要なことは頸椎のねじれを戻すことにあります。頸椎は骨が細かいために、周辺部の筋肉も小さなものが多く複雑に反応します。

わたしがストレートネックで非常に辛かったのもこうした骨の位置が動くと、それに連動して筋肉の配置が微妙にズレていくからです。肩こりが中高齢者によく起きるのはこのためです。また首こりは頭蓋骨の位置を前方に押し出すような働きにもなり、結果的にストレートネックに直結します。

時間はかかりますがこうしたコリをほぐすことで、徐々に骨は正しい位置に戻ろうとします。その結果、身長も元に戻ります。個人差はありますが、わたしの経験から中高年の人はたいていの人は数年以上かかると思います。

4.運動療法はやったもの勝ち

運動療法といっても、ストレッチを中心に深層筋を緩める運動を毎日繰り返し行います。できればストレッチの部位は全身に渡る方が、効果的です。健康を手に入れるには、やらない方との比較からするとやはりやったもの勝ちといえそうです。運動も「継続は力なり」ですね。

宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。