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ランニング日記

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日々のトレーニングについて書いています。
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2021年2月の記事一覧

びわ湖毎日マラソンの結果を見て思うこと

2021年2月28日、最後のびわ湖毎日マラソンが開催されました。 好調の選手が多かったようです。 なんと2時間4分台の日本新記録が出ました。 そして今はプロランナーである元公務員ランナーの川内優輝選手も自己ベストを更新し、初の2時間7分台でゴールしました。 天候にも恵まれ、最後のびわ湖毎日マラソンということで各選手のモチベーションも高かったと思います。 しかし、もっとも大きな要因は他にあったのではないかと感じています。 それは「レースが少ない」ということ。 正月

マッサージを受ける時は「全身」をやってもらおう!

ランナーの方はマッサージのお世話になることは多いと思います。 僕も例外ではありません。 自分でケアもしますが、ストレッチやセルフマッサージでは対応できない疲れもあります。 そこでマッサージに頼ることになるのですが、できる限り広範囲のマッサージをしてもらい疲労を取っていきます。 しかし、「疲れが残っている足だけ」もしくは「痛みがあるところだけ」をマッサージして終了の方が多いのも事実。 今回はマッサージでケアする時は全身をやってもらったほうがいい理由に関してお伝えしたい

僕のGPS時計、ガーミンを修理に出してみた。

先日、僕のGARMIN245が故障しました。 全く充電ができなくなったんです。 その時の様子はインスタグラムにも投稿しています。 修理に出したのは2021年2月13日で、修理が終わり手元も戻ってくるまで3週間はかかると言われていました。 しかし、メーカーの方の対応といつもお世話になっているスーパースポーツゼビオフルルガーデン八千代店さんの対応のおかげで2月24日には修理品を受け取ることができています。 本当にありがとうございました。 今回はGPS時計のGARMIN(

通勤ランをしてみませんか?

上の写真は僕です。 このあとお仕事なのですが、仕事前に準備体操代わりに5kmの「通勤ラン」をしました。 いつもは朝起きてある程度家事を済ませてから5~6kmのジョグというパターンが多い僕ですが、時には時間がなくて走れなかった時がありました。 そんな時、以前なら走ることを諦めることが多かったのは事実です。 しかし、なんとか走る時間を作ろうと考えた結果、目をつけたのは「移動時間」でした。 公共交通機関を使うところを走れれば、細切れになってしまいますが、走るトレーニングがで

レースが無い中での練習計画の立て方

2020年初頭からレースが激減しました。 小規模レースは開催されているものの、フルマラソンやハーフマラソンのレースになると探すのが難しい状況です。 あったとしてもすでに定員だったり、開催地が遠くて移動できなかったりします。 レースに出ることが「走るモチベーション」であった方にとっては辛い時間だけが過ぎていると思います。 さらに、走力を維持するために日々走り続けでいるものの、目標が無いために「練習の質」が落ちたり、走り過ぎて故障してしまったりしている方もいるでしょう。

走らなくても速さを維持する方法とは?

同じ動きばかりしていると同じ筋肉を使います。 ランニングもそうです。 さらに長距離を走ると単純な動きを長時間続けるので同じ箇所に疲労が溜まることが多いです。 ランナーには腰痛持ちが多いと聞いたことがあります。 同じ姿勢で腰を中心に上半身と下半身を捻り続けるので、腰痛になることが多いのでしょう。 このような状況になるのであれば対処方法を考えておく必要があります。 今回は「走らなくても速さを維持する方法」を考えてみたいと思います。 ■走ってはいけない状況僕の場合、202

過去を見返すと見えてくるものがある。練習日誌をつけてみよう

データというものは蓄積すればするほど、真実が見えてきます。 ビジネスでも「ビックデータ」というものが利用されている時代です。 個人のデータも貯めておけば自分の成長に役立ちます。 残しておくデータの種類もいろいろありますが、一番は「練習日誌」という形で残しておくと反省会も兼ねられるのでオススメです。 今回は「練習日誌」について書いてみます。 ■練習日誌で何を残しておくべきか最重要なのは「何をやったか?」です。 練習内容を書いておくのはもちろん、練習の時のモチベーション

走り込んだ距離はあなたを裏切ってませんか?

■3時間切りを目指したランナーの話とある街に二人のランナーがいました。 この二人には共通点が多くありました。 どちらも40代後半の男性ランナーで、学生時代は陸上部ではなかったもののスポーツ系の部活やサークルで日常的にカラダを動かしていました。 社会人になった時、一旦運動をすることをやめたものの、いくつかのスポーツを経験した後ランニングに出会っています。 そんな二人は同じ時期フルマラソンのレースにエントリーし、スタートラインに立つことになったのです。 毎月走る距離もほ

【note版】簡単にスピードが出せるフォームを身につける方法

上の写真は左がフォーム矯正前、右がフォーム矯正後です。 左太もも裏のハムストリングというところで肉離れを起こしてから、カラダのバランスが悪くなり早く走れなくなりました。 早く走れても3~4kmなら何とかなるのですが、それ以上の距離はスピードを維持することができません。 そんな時、ニッポンランナーズのヘッドコーチが撮影してくれた動画を元に原因を探りフォームを修正。 肉離れを起こしてからまだ一ヶ月半のタイミングでまだ無理はできませんが、サブスリーペース1km4分15秒

面倒くさがりの方に送る「これだけはやっておきたい時短ウォーミングアップ」

寒い時は動いていないと寒いからすぐに走り出す。 暖かい時はカラダが動く状態だからすぐ走り出す。 こんな方、いらっしゃると思います。 写真の彼も以前はそうでした。 走る前にウォーミングアップをしないとケガにつながるとわかっていても、時間がないのですぐ走りたいのはわかります。 しかし、僕は肉離れというケガをしてウォーミングアップの大切さは身にしみてわかりました。 カラダを動かすときはたとえ少しでもウォームアップをするべきです。 そこで、ウォーミングアップを時短でやる方

ケガ防止のためにもおぼえておきたい!ランニングシューズの使用をやめるタイミング

上の写真は僕がアップやスローペースのジョグの時に使っている「アシックス エボライド(asics EvoRide)」というシューズです。 左が使い込んでそろそろ「走る時に使うのは終わりかな」と思っているシューズ。 右が新品のシューズです。 写真を見て「まだいけるじゃん!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 でも僕にはランニング時に使うシューズを交換する明確なルールがあります。 今回はケガ防止のためにもおぼえておいて損はない「ランニングシューズの使用をやめるタイミング

ランニングシューズを買うなら最新モデル?セール品?

先日シューズを買いました。 アディダス(adidas)のadizero takumi sen6というモデルです。 このシューズは厚底カーボンシューズが発売される前までは、薄底レーシングシューズの名器でしたが、ナイキのカーボン入り厚底シューズが発売されてからはその地位が下がってしまいました。 「シグナルピンク」というメンズのランニングシューズとしては派手なカラーであったこともあってか、僕は定価の半額以下で購入できました。 年初は秋冬モデルから春夏モデルに切り替わるのに

階段トレーニングで前傾フォームを作る!

階段や上り坂、下り坂を走ることは、平地を走るだけでは得られない効果があります。 特に上り坂や階段を駆け上がるトレーニングは筋トレ効果や心肺機能を向上させる効果があります。 そして、長距離を走る時に必要なフォームも手に入れることができるのです。 今回はフォーム作りに注目して、階段を駆け上がるトレーンングを考えてみたいと思います。 ■効率よく走るための前傾姿勢のフォームを手に入れる僕が階段を駆け上がるトレーニングをする時に一番期待しているのはこの効果です。 ただ上り坂を走

マラソンをする人は「腕立て伏せ」をしよう!

黒人のマラソンの選手はカラダが細く見えます。 無駄が削ぎ落とされているという感じです。 国際レースに出てくる選手は、本当に細く見えます。 でも、よく見るとカラダは細くないんです。 カラダの大きい筋肉はしっかりと鍛えれています。 特に上半身はかなりガッチリとしている印象を受けます。 「長距離は上半身で走る」とよく言われています。 足の筋肉は極力使わず、腕振りなど上半身の動きをうまく下半身に伝えて走っているのです。 そのため、走り込みと同時に上半身も鍛えていく必要があり