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【相続2】大雪のあの日

< 葬式 >

首都圏。外は大雪(5~6㎝は積もっていた)。
23時50分、叔父が入院している病院から自宅に連絡があった。叔父が亡くなったとのこと。

「今からすぐに、病院まで死亡確認に来てほしい」
と看護婦。

通常であれば、病院まで車で1.5時間の距離。
残念ながら、スタットレスタイヤはない。
家族は察して「無理×2、絶対無理!」と小声とジェスチャーで強く主張している。
俺は運転が下手だ!
そういった背景もあってのことだろう。

看護婦と押し問答があったのち、保留音が入り、
「死亡確認は病院ですることでよいか?」と
提案を受けてその進め方でお願いした。

さらに病院からは「始発で来てほしい」と言われたが、
この大雪の中、明日まともに電車が動いているか
わからないと思いながらも「わかった」と伝えた。

電話を切った後、
・唯一つながりのある従妹にLINEした。
・パソコンを立上げて「明日休む」と上司にメールした。
俺は、サラリーマンだ!

明日火曜日は、葬儀手配など忙しくなるぞ!
と思いながら就寝についた。


************ 豆知識① ************

叔父の死亡時間は、日付が変わる10分前というタイミングだった。
今回、俺が立ち会うと言ったら、死亡日は翌日になったかもしれない。

叔父の死亡日は月末ではなく月初だった。
だから、年金は死亡月の1ヵ月分のまるまる全額が支給される。

当然だが、月末に亡くなった場合は、翌月の1ヵ月分は支給されない。当然死亡月の当月分のみだ(当たり前)。
しかし、1日でも翌月にかかれば、年金は翌月の1ヵ月分が全額(まるまる)支給されるというロジックだ。
自宅で看取るとなると色々とコントロールする輩もいると邪推した。
これは、後述しようと思っている「未払年金の支給」の際に認識した豆知識だ。

R6.12.31 23時59分死亡 
→ R6.12月の1ヵ月分が最後の年金

R7.01.01 00時00分死亡 
→ R6.1月の1ヵ月分が全額支給


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