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8/29の日経新聞の朝刊から東北大の院試の予想問題を作って解いてみた!#1

まずは新聞の記事から問題を作成!

「近年地球温暖化による気温上昇により
洪水被害や生態系への悪影響が顕著である。
土木技術がそれに対応出来る方策を複数示し
その方策を施行する際に配慮すべき点も列挙せよ。」


まず方策を考えるにあたり、土木技術及び土木工学はハードな側面でもソフトな側面でも対応するという事を把握しなければならない。
またその対応の中でも防災と減災の二つに分類される。

そこで今回は「主にハードな側面で防災に貢献する土木技術と、主にソフトな面で減災に対応する土木技術の2つの案について論じたいと考える。」今回はソフトな側面からアプローチする防災とハードな側面からアプローチする減災については触れないことにする。

ハードな側面で防災にどのように土木技術が貢献できるのか。
私はあらゆるステークホルダーが流域全体で行う事ができる「流域治水」への技術提供が土木工学がハードな分野で貢献できる事では無いかと考えている。
流域治水への転換は洪水等の氾濫を防ぐ。その為の具体的な策として考えられるのが雨水を「ためる・安全に流す・氾濫水を減らす」という事である。その中で今回は安全に流す土木技術において河床掘削(河床を掘り下げて川の水位を低下させる事)に着目する。どのように防災につながるか、どのような影響が各ステークホルダーに生じるかも論じたいと考える。
河床掘削は防災に大きく貢献すると言われている。しかし新たな土砂が堆積すればまたその都度また掘削を行う必要があるので定期的な点検が必要である。さらには河床の掘削により生態系への影響がどの程度発生するかも考慮しなければならない。河床の掘削で影響を受ける人たちは基本的に河床の土壌の生態系に依存してるビジネスモデルを持つ人たちのみであり、海産業への影響は少ないと考えられる。

次にソフトな面での減災に土木技術がどのように貢献できるかを論じたいと思う。
私は速やかで正確な災害状況の把握とそのアナウンスが減災を実現する上で大切であると考えている。その際に土木技術はインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)に大きく貢献すると考えている。
速やかで正確な災害状況を把握するにはドローン等で現地に素早く到着して被災や変状の早期把握が重要になってくる。その際に浸水把握の早期化やAIでの異常検知の精度を上げる事が土木技術が対応できる方策であると考えられる。
しかし土木施工というのはビジネスモデル上どうしても国民からの税金が財源となるので土木技術のインフラ分野のDXの推進がきちんと進むかどうかが不確かである。


自分でのフィードバックと感想。

今までの大学生活で実験レポートやレポーとをたくさん書いてきたが、フィードバックをもらう機会は中々無かった。
なので自分が何を書くべきなのか、相手側に伝えておくべき前提知識は何なのか、どう順序立てて話すべきなのかの全てにおいて不確かである事が分かった。
なのでまずは文章をいくつか書いてみてその中で出た疑問点だったり、把握しておきたいことなどをしっかりと言語化する事が自分自身の小論文の能力や説明力を向上させることにつながると思うのでまずは3〜4つ書く。
その後に教授や東北大の先輩に添削を頼んでもらって他人からのフィードバックをもらうようにしたいと思う!!

文章力と説明力をつけるようにまずは専門家の本を読破せねば...w




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