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赦すこと。待つこと。②

前回は赦す。について書きました。
今回は苦手継続中の、『待つこと』について。

せっかちで、時間にシビアな僕。

善く言えば、時間を大切にする。人に迷惑をかけることを嫌う。
悪く言えば、待つことができない。時間感覚が自分に合わない=悪。という歪んだ思考を持つ。

待ち合わせ時間に、10分でも遅れてくると、そのことしか考えられないくらいイライラします。
腹を立てても仕方ない。と、わかっていながら、態度に出る(出す?)のが僕の欠点ですね。
あらためて、まだまだ未熟な僕です。


ところで、赦すことと、待つことの大きく違う部分はどこでしょうか?

僕が考える違いは、
赦すことは、自分のコントロールできること。
待つことは、他人の行動次第なこと。

赦すということは、過去の過ちへの解釈を改めて、これからどのように関わるか。
自分が変わればいいだけです。

待つことは、他人の行動を左右しなくてはなりません。
「時間に遅れないようにね!」と声かけたり、
アラームをセットするような仕組みで、改善できることもあります。
でも、最終的に行動を決めるのは本人です。
そこに自分の手を加えることはできないのです。

じゃあ、この難易度の高い、待つということに対して、どのように立ち向かおうか。

関わりを断つこと。
たくさん経験をして、ルーズな人に慣れること。
待ち時間を有効活用する。
遅れたときの罰ゲームを用意しておく。
感情のままに怒鳴り散らす。

他にいいアイデアがあれば、こそっと教えてください。

意外とできることってありますね。(これでイライラを軽減できるかはわかりませんが。)
この苦手を少しでも克服できれば、素敵な大人に近づけるはずです。

得意なことは、風を受けて進む帆だとすると、
苦手なことは、船底の穴のようなものです。
浸水して沈んでいく船を待つ未来は、暗い海の底です。

得意を伸ばすことばかりを主張する、お花畑思考を薦める人もたくさんいます。
まぁ、それで人生が困ることなく進む人もいるでしょう。
その苦手で、人に迷惑や、嫌な思いをさせるなら、少しでも克服することをオススメしますが。

僕はたくさんの人に苦手の話しをしていこう。
それによって、時間を大切にする人が集まるかもしれない。
そして、僕の人間らしさを表現できることでしょう。

僕は死ぬまで未熟でいよう。
人間らしく生をまっとつするためにね。

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