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思いと感情があるからおもしろい

僕の職場では雑談禁止だそうだ。

先日,3年目の方とこっそりと雑談をする中で聞いた。

報告・連絡・相談はできるが
雑談は大ぴらにできない。

転勤したての4月の歓迎昼食会。
コロナ禍とはいえど黙食が徹底されすぎていて
ものすごい違和感を覚えた。

「雑談して,他愛のない話をしないと意味ないやん!!」

歓迎されるどころか,

「自分らしさを殺し,先生の仮面を被り続けなさい」

と無言の圧力をかけられている気分だった。

もしも,報告・連絡・相談だけに偏った
場所に勤めていると想像してみてほしい。

事実・結果・行動といった
目に見えるものばかり偏ってしまい,息苦しくなる。

挙句の果てに
「こんな作業的なものばかりだと自分じゃなくてもよくない?」
そんな思いが出てしまってもおかしくない。

1 感情や思いが出ないことが良しとされている学校

これは学校だけではきっとないはずである。

感情や思いを出さないと
確かに仕事の時間短縮に直結はしそうだ。

しかし,何のために仕事をしているのだろうか?

定時に仕事を終える,残業を減らすために
仕事をしているように見えて仕方がない。

効率化ばかりに目がいってしまうと
本当に大切なことである
『自分らしさ』が見えなくなる。

僕はその『自分らしさ』を支えるものが
自分の感情や思いだと思っている。

2 感情や思いを出すために

おもしろいと感じたことや
楽しいと感じたことには
自然と感情や思いが乗る。

自分の感情や思いが出れば
『自分らしさ』が発揮できる。

〇自分の心を知る

「僕はこれがすきだ」
「僕はこうしたいんだ」
「こんな人と一緒にいたいんだ」など
自分の心に素直になってみる。

〇あったことを振り返る

ここで,「今日は〇〇があった。」など
事実を書くだけでは意味がない。
「どんな風に嬉しかったのか。」
「なんで悔しいと感じたのか。」
と深く深く自分の気持ちと会話するかのように
振り返っていくと良い

〇振り返ったことを友達や家族に話をする


これらを最初から職場で発揮するのは難しいかもしれない。
だからこそ,職場の外や今いる環境ではないところに勇気をもって出てみるのも手だと思う。

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