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相手に価値を受け取ってもらう

相手に価値を伝えることはすごく簡単だと思う。

なぜなら、自分がいいと思ったものを
とりあえず、情熱のままに喋ればいいだけだから。

ただ、多くの場合は伝えただけになる。

伝わって、相手に受け取ってもらい、
行動に移してもらうまでには情熱のままに語るだけでは
うまくいかない時の方が多い。

1 相手を知る

相手に価値を知ってもらうということは
つまり,自分を知ってもらうということだ。

相手のことを知らずに
自分のことばかり知ってもらおうとするのは
相手の好き嫌いを考えずに
自分が上手いと思った料理を出し続けるのと同じである。

まずは,相手の話を聞いて,
何が美味しいと感じるのか
何を食べたいと思っているか
観察することが大切である。

そのためにも
○今の仕事やプライベートなどの生活に対してどう思っているのか
○過去,何をやっていて,どんなことを考えていたのか
○今,何を思っているのか
○今後,どうなりたいと思っているのか
などを話をする中で察知する必要がある。

相手が何を欲しているかわかっている事もあるが
時には,わかってない場合もある。

その人が潜在的にしかわかっていないことを
見つけてお伝えすることも重要である。

相手のために,注意深く
相手のことを観察し,感じる,気づくことが
相手を知ることであり,相手に価値をお伝えする第一歩である。

2 価値を伝える前に相手のお役に立つ

価値を受け取ってもらうということは,
受け取ってもらった結果,相手に行動してもらうことだ。

つまり,相手に行動してもらうように
交渉をしているのである。

人には恒常性があり,安全領域の中で
行動していることがほとんどである。

相手に交渉して行動に移してもらうということは
その安全領域から出ていただくことである。

その人にとって,かなりパワーがいることであり
安全な場所から一歩出ることなので怖いことでもある。

「この人となら一緒に安全領域から出ても良い」

こう思ってもらうためには
まずは,相手のお役にたつことが重要だ。

お役に立つことができなければ
安全領域を出るどころか
話さえも聞いてくれないかもしれない。

相手のお役に立つこと
つまり、相手の悩み事や課題を見える化したり
解決してあげたりすることが大切である。

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