山下医師夫妻の行き着いたところは半農半医の暮らし　そしてつながり

2024年2月24日 15:14

和歌山の熊野にやってきています
山や森、清流など雄大な自然に恵まれた熊野は、古くから「仏が住む浄土」と信じられていました。そのため、熊野詣をすると、死を経て「再び生まれ変わることができる」という信仰が広がったとか。今でも気持ちをリセットしたり、心身のリフレッシュをするのにぴったりの場所なのです。

３年前くらい前に山下夫妻の長男のコウキくんがやってきた
コウキくんは優秀で京大医学部の医学部を卒業して実習を済ませると医師として認められる時期に来ていたらしい
でもこのまま医師になることに迷いがあったらしい
シャンティクティには若い人たちが長期滞在していた　コウキくんもそのうちの一人
看板づくりやコンポストトイレ等を作る実習を任せられていました
4-5日かけてコンポスト作りを達成　帰って行きました

本人にとってこの体験は新鮮で作る喜びを感じたらしい
後日聞いた所によると医学の道をやめて大工の修行に入りたいと言っているということを聞きました
私は医師の資格を取った後に好きな道を目指せばいいとアドバイスしました
でも本人の気持ちは固く今でも大工の修行をしている様です

http://www.ultraman.gr.jp/perma/conpostall.htm

今回熊野の山下家を訪問してパーマカルチャードキュメント映画TERRA ぼくらと地球のくらし方を紹介するお手伝いに行った折に偶然にも再会
温室とかまどを作る家の屋根づくりを手伝っていました

これはシャンティクティから帰ってすぐに作ったコンポストトイレ

お施設は交流の場を持ちたいと山下夫妻が始めた施設
「熊野うたまのまほらま」と名付けられました
うたまとは　真の魂の生まれる所という意味らしい
「まほらば」には「素晴らしいところ」という意味があるらしい
そして熊野は蘇りの地
レジリエンス　再生の地でもある
畑　田んぼは耕作放棄地を再生
自然農で２反位を手掛けています

これから
パーマカルチャードキュメント映画「Terra」上映
以下は予告編

朋子さんwrite
豊かな暮らし🌱熊野うたま
野草摘み
雨が止んでこちらはすっかり春の陽気
野草摘み第一弾で野草スパイス炒めを作り、第二弾はお醤油漬け
インドのお祈り三昧な世界も好きだけど、自然の中にいるのも好き
TERRA ぼくらと地球のくらし方上映会は20人以上の人が集まり賑わっています。ここはかなり交通も不便なところなんですけどよくこれだけ人が集まるものだと主催者の裕子さんの人徳を感じます。改めてこの映画を観てみんなが農的暮らしを分かちあうことを実践していったら世界は変わっていくのではと希望を見い出します。とりあえずできることを始めよう。