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年末年始の休暇:リフレッシュとリスクのバランスをとる方法

こんにちは、心理カウンセラー(公認心理師)の高牟禮(たかむれ)です。

2023年もあとわずか。

年末年始の休みを心待ちに
している方も多いと思います。


家族や友人と過ごすことで
絆が深まり、幸福感が高まる。

2023年を振り返り、新たな目標や抱負を立てることで
個人的な成長や変化を促す。


日常の忙しさから離れ、趣味や興味に時間を割くことで
精神的にリフレッシュし、創造性を刺激する。

疲れた身体と心を休めるための時間にすることで
エネルギーが回復し、
新しい年をリフレッシュした状態で迎える。


文化的、宗教的な行事に参加し、
経験を深めることで充足感を得る。

休みに旅行し新しい場所、異文化に出会うことで
新たな刺激を受け、視野も広がる。

年末年始の休みは
自分にとってプラス要素も多く
期待が高まります。


ただ年末年始という非日常は
思いがけないストレスで負担がかかることもあります。

そのリスクを事前に予測し、回避したり、
ダメージを最小限にすることも大切です。



家族との過度な接触によるリスク

長時間一緒に過ごすことで、個人のプライバシーやパーソナルスペースが損なわれることがあります。

家族と長時間の交流することで、過去の未解決の問題や古い傷を思い出し、感情的な負担が増すことがあります。

家族の中で特定の役割(例えば、世話をする人、面白い人、責任を持つ人)を担うことへの圧力が重荷となることがあります。


帰省に伴うリスク

年末年始は多くの人が帰省するため、交通機関は非常に混雑します。これにより長時間の待ち時間、遅延、予期せぬトラブルが発生し、旅の疲れやストレスが増大しやすいです。

インフルエンザや新型コロナウイルスのような感染症が流行している時期には、混雑した場所を通ることで感染のリスクが高まります。特に高齢の家族や健康上の問題を抱える家族がいる場合、このリスクはより深刻です。

帰省には交通費や宿泊費などの経済的な負担が伴います。これらの費用は特に経済的に厳しい状況にある人々にとって大きな負担となり得ます。

家族との再会は喜ばしいものですが、時には古い問題や緊張が再燃することがあります。特に、価値観、宗教観の異なる家族間で意見が対立する際に顕著になります。

帰省中は日常的な健康習慣や食生活が乱れがちです。これは特に、健康状態に注意が必要な人にとって問題になることがあります。


仕事始めに伴うリスク

休暇中に溜まった仕事が復帰後に一気に押し寄せストレスが高まる可能性があります。

職場から離れていた期間が長いと、再び職場の環境やリズムに慣れるのに時間がかかることがあります。

休暇後に仕事に戻ると、モチベーションを再び高めるのが難しいことがあります。特に、楽しい休暇を過ごした後では、日常の業務に対する意欲が低下することがあります。

休暇後、いきなり仕事のプレッシャーに直面すると、不安やストレスが増大します。特に、重要な締め切りや大きなプロジェクトが控えている場合、この感覚は強まります。



個人差はあると思いますが
年末年始の休みは
上記のリスクが生じることも。

事前に予測できれば回避したり
リスクを減らせます。

プラス面、マイナス面を踏まえつつ
より良い休みにするための
お役に立てば幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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