見出し画像

「Zoomは使わない」というお客さんが増えている

こんにちは!IT系Webライターの谷です。

最近、ZoomでのWeb会議を敬遠するクライアント様が増えています。フリーのライターとしての活動経験から、Zoomのメリット・デメリットを考察します。

Zoomとは?

Zoom」は、アメリカのサンノゼに本社を構えるZoom社が提供するオンラインビデオ通話サービスです。

2019年12月の新型コロナウイルス感染拡大を機に、日本でも普及しました。無料・有料のプランがあり、プライベート/ビジネスを問わず幅広く活用されています。

感動的なクオリティ

筆者は最初にZoomを使用したとき、その技術力・利便性に驚きました。このようなハイクオリティなツールが無料で使用できるようになるとは……衝撃的でした。

大活躍!と思いきや……

「これは革命的だ、もう会社に行かない時代が来る」と、ビジネスでも大きな期待を寄せていました。

そんな中、フリーのライターとして活動を開始。マイク・スピーカーの準備など、きたるべきZoomコミュニケーションに備えました。

しかし、ふたを開けてみるとWeb会議はごく稀。多くのクライアント様は、メッセージやチャットでのコミュニケーションをご希望でした。

多くのクライアント様とのお取引きで、Zoomが敬遠される理由がわかりつつあります。以下、筆者の体験に基づき「Zoomを使わない理由」を解説します。

Zoomを使わない理由① コミュニケーションコスト

Zoomで会議をするには、日程調整が必要です。筆者の場合、1週間前には調整を始めます。

この作業が手間ですし、スピード感あるコミュニケーションはできません。

また、当日も予定を入れず時間を確保する必要があるため、何かとコミュニケーションコストが高くつきます。

Zoomを使わない理由② ミスコミュニケーション

Zoomをビジネスで使用する落とし穴として、ミスコミュニケーションがあります。

チャットなどのテキストコミュニケーションでは、相手に的確に情報伝達できるよう、論理的な文章が交わされます。

これに対しZoomだと、「話せばわかる」と要件をまとめずに、会議に臨んでしまう危険があるのです。

Chatwork・Slackがメイン

以上の理由から、これまでZoomでのお取引は数える程しかありません。事実は小説より奇なり、とはこのことです。

最近は、ChatworkもしくはSlackでのコミュニケーションを希望されるクライアント様が増えています。

この2ツールを使用して感じるのは、「コミュニケーションコストが掛からない」ということです。お互い業務の合間に確認・返信できますし、スピード感のあるやり取りができます。

まとめ:ライティング案件でのZoomニーズは低め

以上、フリーライターから見たZoomの現状について解説しました。個人的には、今後もZoomが必要になる機会は少ないと感じています。

おそらく、お客様の要望がまだ明確になっていない段階では、Zoomでのディスカッションが有効です。しかし、一度要望が固まってしまえば、あとはテキストコミュニケーションに移行するのが得策ではなかろうかと感じてます。


執筆実績・ご依頼
にほんブログ村」のランキングに参加中です


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?