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フランス語を始めたきっかけは何ですか?

フランス語を勉強していると必ず話題になるこのテーマ。

フランスやパリへの憧れ?

大学の必修の第二外国語だったから?

フランスに旅行をするから?

フランスに何の憧れもなく、大学はそもそもスペイン語が専攻だった私の場合、フランス語に始めて触れたのは大学を卒業して2〜3年くらい経ってからでした。カナダに留学する前にもしかしたらケベック州の大学に行くこともあるかもしれないと思って、大学が決まるまでの数ヶ月間NHKのラジオ講座を使って独学でフランス語の世界に初めて触れました。

でも、結果的に留学したのは英語圏のオンタリオ州。偶然寮のルームメートがフランス人でしたが、bonjourを言ったくらいであとはずっと英語でした。挨拶程度しかできない付け焼き刃のフランス語は忘却の彼方へ。

帰国後、スペイン語学科を出ていながら忘れる一方だったスペイン語に申し訳ないなと思い始めた私。これではいかんと思って、地元の語学学校に入会の申し込みをしました。しかし、定員に足らず、人数が集まったら体験レッスンをしますよとのこと。

数ヶ月経っても梨のつぶて。やきもきしていたところに語学学校から連絡。

「先生が妊娠してしまったので、スペイン語講座は無くなりました。」

・・・そうくるか。

さて、どうするか。せっかくだから何か始めたいなあ。

この語学学校はフランス語コースあるな。

まあいいか、フランス語で。本格的に始めてみるか。

とまあそんな軽いノリで再開したフランス語。今になって振り返ると私の人生をその後大きく変えることとなりました。まさか、今こうしてフランスでガイドをすることになるなんて。

人生分からないものです。

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