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【もう食後の眠気に悩まない】ローリスクハイリターンなメソッドをお伝えします

どうも、こんにちは。
けんぢです。

テキストとしてnoteに投稿するのはちょっと久しぶりです。
今後はもっとテキストの投稿頻度も上げていきます。

さて、今日は食後の眠気に悩んでいる方にとってすごく為になるお話をしていきます。

お昼ご飯の後の仕事が辛い方、夕食の後にひとふんばりしようと思ったけど眠くなる方、ぜひ今回のメソッドを試してみてください。


まず、食事に関する眠気の解決方法は様々あります。

食事前にできるアプローチ、食後にできるアプローチ。
予防的なアプローチであれば食べる種類・量・時間を見直す。
対処療法的なアプローチであれば運動、サプリ、仮眠、、、

今回はコスト、手間、効果を考えた上でおそらく最も有効だと僕が思う方法をシェアします。

眠気の原因は様々あるので、100%通用するわけではありませんが、
それでも、試す価値は大いにあるのでぜひ最後まで読んでみてください。


すばり。ローリスクハイリターンで食後の眠気を抑える方法とは?

食事の45分前にカフェインを摂取することです。

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摂取量は50mg-200mgの間で、自分の体重・コンディション・食べる量などによって調整してください。

食前45分をお勧めしますが、それより少し前でもOKです。

効果は落ちますが食後でも効き目はあります。
食事による眠気は食後2h、場合によっては3h影響するからです。

さあ、ぜひぜひ、食前のコーヒーを楽しんでください!!





・・・と、これで記事を終わりにしてもいいのですが、せっかくですので食後の眠気が発生するロジックとカフェインが食後の眠気に有効な理由もお伝えします。

(少しだけ理系ちっくな言葉を使いますが、ぜひ最後までスクロールしてハートボタンをタップしてもらえたら嬉しいです笑)


理系ちっくなお話。食後に眠気が発生するロジック

まず、食事をするとATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれる物質が生成されます。

ATPは生物のエネルギー通貨とも呼ばれ、私たち人間をはじめとする多くの生物がこのATPの恩恵を受けています。

ここで、ATPをわかりやすいようにイラストにしてみましょう。

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"アデノシン"をトラック、"リン酸"を「りんさん」としました。

ATPは3つのリン酸とアデノシン(正確にはアデニン+リボース)が結合しているので、イメージとしてはアデノシントラックにりんさんが3人乗っている状態です。

食事をするとアデノシントラックに乗った3人のりんさんが活躍し始めます。

私たちが元気でいられるのもアデノシントラックに乗ったりんさん達のおかげなんですね。

ただ、時間が経つにつれて、運動や会話などでエネルギーを使うために、
りんさんは一人、また一人とトラックから降りていきます。


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トラックから降りて、エネルギーを生み出してくれるりんさんがいるうちはいいんですが、

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りんさんがいなくなってしまったアデノシントラックが脳内に溜まっていくと、、、

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眠気を発生させてしまいます。

アデノシンは脳の側坐核に多く存在する受容体と結合することで、興奮や覚醒などの情緒や心筋の動きを抑制する作用があるからです。


理系ちっくなお話2。カフェインが食後の眠気対策に有効となるロジック

もう少し理系ちっくなお話を続けますね。

カフェインは、アデノシンが脳の側坐核にあるアデノシン受容体と結合することを防ぐ作用があります。

カフェインとアデノシンは形が似ているので同じ受容体に結合できるからです。

つまり、カフェインが先にアデノシン受容体と結合してしまえば、アデノシンが眠気を誘発できなくなるのです。

イメージはこんな感じです。

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カフェイン様様ですねえ^^

ただ、一方で、

カフェインって身体にあまり良くないのでは?

と思う方もいるはず。

大丈夫ですよ。

もちろん過剰摂取は良くないですが、コーヒーを数杯飲んだ程度では全然問題ありません。

エビデンス的には、体重(kg)x 5 mg が1日摂取許容量とされています。

つまり、体重60kgの方は300mgのカフェインを許容できます。

WHOは、健康的な成人であれば1日400mgまで大丈夫と話しています。

結構曖昧なところでもあるので、カフェインの1日摂取量はそこまで気にしなくてもいいかもしれませんね。

(もちろん、妊婦さんやお子さんはもっと許容量が少ないです。)


それでも、カフェインに対してネガティブなイメージが取れそうにない時は、こちらの記事も読んでみてください。

すごくわかりやすく解説してくださっています。


さて、カフェインに対するマインドブロックを外していただいたところで、おすすめ商品をシェアします。

僕はもう少し強めなタイプを使っていますが、こちらの商品でも問題ありません。

この商品はもともとダイエット目的、脂肪燃焼目的で売り出されていますが、カフェイン含有量が程よく入っています。

カプセルもめちゃんこ大きいわけではなく飲みやすいです。

一粒200mgのカフェインが入っている錠剤もありますが、ピルカッターで分解しないとさすがに劇薬レベルですので。
(慣れると一度に200mgも問題ないらしいですが、僕はまだそこまで体験していないのでお勧めはここではしません。)


これでOK。ローリスクハイリターンな食後の眠気予防メソッド

1. 食後の眠気発生のメカニズム、カフェインの作用を腑に落とそう

2. カフェインを簡単に摂取できる環境を作ろう。(錠剤を買う、小分けにできるケースや袋を用意するなど)

3. カフェインに対するネガティブな情報に必要以上に反応しないように注意しつつ、小さく実践していこう。


実践するためのアクションプラン

・カフェイン錠剤と持ち歩き用のケースを用意しよう。



・食前45分にカフェイン錠剤を摂取しよう。一粒でもOK。
大量に食べるなら2粒のほうがいいかも。


ちなみに、カフェインを能動的に摂取しても食後の睡魔に悩むときは、ほぼ間違いなく他の原因で眠気が発生しているので、他のアプローチが必要です。

ニーズがあればそれも書いていきますね。
ではまた。

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