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新しいことは外から来るよ

 今日(11/5)の日本経済新聞(夕刊)から、『新しいことは外から来る ※コラム「私のリーダー論」』。三菱鉛筆会長の数原英一郎氏に対するインタビュー記事です。

 数原会長は、技術者が闊達に意見を言える仕組みと、社員の主体性を養うことの重要性を指摘しています。

 インタビューで最も印象深いのは、ひとつの失敗体験。1990年代にリソース不足から有望な投資案件を見送らざるを得なかった時のことです。

 数原会長はその時のことを、「大きなチャレンジをするには人的・財政的な体力の両方をつけることが重要だと身にしみました」と振り返っています。

 バブル崩壊やリーマンショックの後、業績の厳しさから投資を抑制したことがその後の回復期に成長の妨げとなった例は"結果論"のようにケースとして取り上げられます。

 そして今回、コロナ第2波は再び先行きを不透明なものにしていますが、国や金融機関は、大義のもとに経営者の前向きな意思決定を応援する存在であってほしいと願います。

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