情報だけが動く社会

 今朝(8/13)の日本経済新聞、コラム「大機小機」から『人より情報が動く社会に』。

 コロナ禍で進む情報伝達の大転換、その結果、人類の生活はもっと豊かになる、というのが筆者の主張です。

 社内決裁や株取引など、これまで不可能だと思われていたことまでが半ば強引にリモート化され、その結果、通勤苦や人口密集から脱することができ、時間的な自由度も増す、というのが本稿だけでなく様々な人が挙げる"豊かになる"理由ですが、一方で筆者は、通信技術や情報処理技術を用い、情報だけが動く仕組みを構築しなければならない、とシステムや考え方の変革の必要性を説いた上で、「この発想に基づき、新たな社会や経済をどれだけ具現化できるのかによって国や企業の栄枯盛衰も決まる」とまで断言しています。

 一方で、それに加えて重要な問いは、「それでも集まらなければならない場合とはどんな場合か?」ではないでしょうか。

リモートで行うべきこと

どちらかというとリモートの方がよいこと

どちらかというとリアルがよいこと

リモートでは行うべきでないこと


 これらに関する本質的な整理をつけた後に、各社なりの固有の"働き方"が確立されるとともに、ロボットの導入や従業員のキャリアパスなど、社内の様々な議論へと繋がっていくのではないかと考えます。


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