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車の価格5分の1に

 今朝(11/11)の日本経済新聞から、『日本電産・永守会長「車の価格5分の1に」~世界経営者会議』

 日本電産の永守重信会長兼CEOが「世界経営者会議」で講演。世界的な環境規制強化を背景に電気自動車(EV)が普及、「2030年に自動車の価格は現在の5分の1程度になるだろう」としています。

  またご自身が運営法人の理事長を務める京都先端科学大学について、「25年までには全学部で授業を英語に変える」との構想を明らかにしています。

「世界でビジネスをするには共通語は英語だ」というのが永守氏の主張です。ガソリン車を、既存の比較優位で、今の価格で、作り続ければよい社会では、英語力の欠如がそこまでのネックにはならなかったのかも知れませんが、技術・情報・ヒトといったリソースの獲得競争が国境を越えて進んでいる今、「日本語の情報にしかアクセスできない人材」が産み出すことができるアウトプットはごく限られたものになってしまいます。

 気付けば県大会も全国大会も廃止されていて、試合は全て世界大会、というのがEV市場なのかも知れませんね。


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