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自分との違いを楽しむ習慣

(まとめ)友人Yさんの思考習慣
●自分とは違う世界の情報や感覚を 
 積極的に見聞きしにいく
●相手を自分と同じだと思わず、
 無理に変えようとしない
●人の主張を「本当に正しいのか?」と
 調べて検証してみる

友人インタビュー第11弾をお届けします。

今回は、
飲食店のコンサルティング会社で
マーケティングを統括する
友人Yさん(男性 30代後半・会社員)

Yさんは学生時代からの友人で、
かれこれ20年の付き合いです。
経験してきた業種は違えど 
新しいビジネスに興味があったり
なにかと気が合う友人。

仕事もバリバリやりつつ、
社外でもいろんな業界の人との交流を
楽しむフットワークの軽さがあるので
いい習慣があるはず!と思って

インタビューしました。

【インタビュー内容】

つるけん
「さっそくなんだけど、
いつもやってる
習慣(当たり前のようにやっている)
思考や行動ってある?」

Yさん
「一番は、自分とは異なるモノや
違和感を感じるコトを楽しむ」ってことかな。

つるけん
「へぇ〜〜〜。もうちょっと詳しく聞かせて」

Yさん
「一番わかりやすいのは旅が
めちゃくちゃ好きってことかな。
ほんと コロナ前は暇さえあればいろんな国に
1人で行ってたから。

海外いくと、日本人の価値観と全然違うじゃん?
それをひたすら体験して面白がるって感じ。
こんなにモノがない中で生活してるのに、
なんでこの家族はこんなに笑顔なんだ?
みたいなwww」

つるけん
「旅はわかりやすいなぁ。ボクも好きだし。
たった数日でも新しさがあるから 
体験に濃さがあるよね。」

Yさん
「そうそう。
日常生活でも まず社内以外の人と
積極的にコミュニケーション取ったり。

全然違う価値観を持って仕事してる人いるじゃん?
自分は理解できなくても、
よくわかんないことにめちゃくちゃ
熱意もってる人とか?

仕事じゃなくてもいわゆるオタクとか、
変人って言われてる人とかも。
異常な人の話がききたい。
役に立たなそうな知識とかでも
とにかく知りたいし。」

つるけん
「その価値観わかるなぁ。
単純に面白いよね。新鮮で。」

Yさん
「うん。
なんかいわゆる役に立つだけの情報
とかを追いかけてても人生としてはつまらないし、なんか人間が狭まる感じがする。
出会いの中で、仕事にとても役になっている
情報や価値観ってたくさんあるし。」

つるけん
「たしかに、いろんな人に会うと
人生が豊かになるね。」

Yさん
「でさ、このインタビューの流れって、
”変わった人とかスゴい人との会話が
楽しい”みたいなニュアンスじゃん?

だけど最近 部下とのコミュニケーションで
意識してるのは

『自分以外はすべて違うもの』

だから過度に相手に自分と同じような感覚や
行動を持つことを求めないっていうのを
すごく意識してる」

つるけん
「それは すごいね。
自分もnoteで過去に記事で扱ったことが
あるぐらい意識してるけど
部下にはなかなか実践できるものじゃないから。」

Yさん
「むかしは、やっぱりいろんなことを
求めたりしてたんだよね。
相手に成長して欲しいみたいな気持ちもあってさ。
それぐらい努力してくれよ、みたいな。

でも 最近はどちらかというと
こちらに合わせて!って感じよりは、

相手の要望を聞いたり、
その人が歩んできた経験+思考に合わせて
役割を与えたり、

組織側の設計や仕組みを柔軟に変えるほうを
意識するようになった


やっぱりみんがみんな「成長したい!!」という
マインドとは限らないし。

そういう意識になって
とくに採用活動はうまくいっている気がする。

結局そちらのほうが個人も活きるし
こちらもストレスが少ない。
結果、組織としてもストレスが
少ないから上手く回る。」

つるけん
「なるほど。
それなりに前から部下っていたと思うけど、
意識はここ数年で変わった感じ?
コロナの影響とか?」

Yさん
「たしかに数年前から部下はいたけど、
変わったのはここ数年。

この感じでうまくいってる例を知った
ってことが大きいかな。
コロナとかは関係ないよ。

単純にわかりやすく成長志向がある
優秀な人を採用しようと思うと、
うちの会社側が提示する年収とかじゃ
来てくれないしね。

だから それなりの人を その人に合う形で、
こちらの意識を変えることで
双方満足できるようにした、って感じ。」

つるけん
「おもしろいね。
その話、270億社長で有名な竹之内社長
(マッサージ店りらくるの創業者)と
同じ発想だ。


いずれにしてもこれまでの話は、
「自分以外の、違うものに興味を持つことで
自分の幅を広げていく」
っていう話だったけど、
それ以外はなにかある?」

Yさん
「あとは 仕事で人と打ち合わせして
指示や依頼を受けたら、

相手の主張が
『本当に正しいのか?」とか
『本当にそれでうまくいくのか?』と
いったん疑うようにしている。


自分のアタマで
もう一回冷静に考える時間を
設けるっていうか。

それがたとえ社長とか明らかに
目上の人から言われたとしても。

つるけん
「それはめちゃくちゃ大事な習慣だね。
自分の中でもちゃんと腹落ちしないと
動きづらいもんなぁ。」

Yさん
「そうそう。場合によっては
部下に仕事をお願いすることになるから
無駄なことをやらせたくないしね。」

つるけん
「でも、たとえば社長とかから
直でいろんなことを指示されたら 
意見するのが難しかったり、

ビジネスってやる前から
正解がわかることって少ないじゃん?
やる意味があるかわかんないことが
ほとんどだと思うんだけど・・・。」

Yさん
「正解がわかんない中で
うちの会社にとってトライする価値があるか
どうかを見極めるって感じかな。

それでいうと、迷ったときこそ
普段からいろんな業界の人と交流を
もっていることがより役に立ってると思う。
他社事例とかも知ってるから。

それを知ってると、自分の意見に
自信が持てて説得しやすいし。

それでも社長の意見も一理あるかも?
と思った時は

自分が思っている仮説と
社長の指示とを両方試す。

立場的に 両方やれるような環境を
作れると思うから。」

つるけん
「なるほどね。
比較して自分の仮説が正しそうだったら
次からも『こっちの施策をやらせてください。』
って言えるし会社としてのノウハウも貯まる。

1つ自分への信頼にもなるし。。いいね。」

【インタビューを終えて】

Yさんは 今日ご紹介したエピソード以外でも

終始

新しい情報を取りに行く好奇心が原動力、
他人は自分とは違うこと理解し、楽しむ


という話をしていました。

他人との付き合い方を、

自分の性格にあわせて楽しむ姿勢

しあわせに生きるためのスキルだな、
と思った次第です。

※(参考)
今日話題に出た
「無理に自分を理解してもらおうとしすぎない」
ということに関して、
よろしければ過去の記事もご覧ください。


今日も最後までありがとうございました。



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