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脳のキレをよくする運動とは?

脳のキレをよくするためには
有酸素運動(ランニングなど)に
もう少し難しいバランス系の動きが
組み合わさった運動に挑戦するといいようです。

今日は引き続き、
「脳を鍛えるには運動しかない」に
書かれている内容から

どんな運動が
より脳のキレをよくするのかについて書きます。

【運動の効果】

運動は3つのレベルで脳を活性化させ
学習を助けるようです。

学習=記憶力がよくなったり、
できなかったことができるようになること

(流れ)
①運動することで気持ちがよくなり、
 頭がスッキリし、注意力やヤル気が高まる
② 新しい情報を記録するニューロン同士の
 結びつきを促進
③ 海馬(記憶を司る部分)の幹細胞から
 新しいニューロンが成長するのを促す

※小難しいことは抜きにして以下だけ
●ニューロン=脳全体にある無数の神経細胞
●ニューロンで生成され 相互に伝達される物質
 =ノンアドレナリンとかトーパミン、
  セロトニンなどの神経伝達物質
  感情を左右するもの

●海馬=脳の中で 学習機能を司るメインの部分

引用 https://genekibar.com/ より
https://www.active-brain-club.com/ より


※もちろん学習は海馬だけの働きではなく、
前頭前野(大脳の前方部分)が
情報を分析し 配列し 結びつけて
海馬に伝えます。その仕事を手伝うのが
小脳と大脳基底核だったりします。


とにかく ニューロンの結合がより密で、
より丈夫で、より良好になって、
記憶や経験の蓄えを豊かにすればするほど
脳のキレが増します。

【どんな運動がいいか?】

結論は、
有酸素運動と技能が大事な動作を同時にやる運動
たとえばダンス、テニス、サッカーをやること

または

有酸素運動でウォーミングアップをしたのち
ロッククライミングや平均台などバランス系を
取り入れることです。

有酸素運動と複雑な動きは
それぞれ別の有益な効果を
脳にもたらしていて
互いに補いあっているようです。

【激しい運動しながらの学習はNG】


「運動しながら暗記するのはどうなの?」

↑この疑問がわいたのは
わたしだけではないはずです。

結論は、
少なくとも負荷をかけた運動は
良くないようです。

大学生を被体験者として
20分間ランニングやエアロバイクをこいで
最大心拍数の70-80%程度の激しさで
運動しながら難しめの試験を受けたら
まったくダメだったようですので。

でも運動を終えてしばらくしてから
発想を試すようなテストをしたところ
回答までの時間や認識の柔軟性は
アップしました。

【やりましょっ】

もちろん、週に1〜2回の有酸素運動だけでも
頭の記憶力や発想力は増しますし、
(有酸素運動でもバランス系運動でもない)

仮に筋トレだけだでも
神経伝達物質が出るので
ヤル気は出ます。

これからの常識はこれでお願いします!!

勉強に疲れたら気分転換に運動!
勉強ができるようになるために運動!

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