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テニスに没頭すると人生はどうなるのか。

こんにちは。中国昆明の先策学校でテニスを指導しています。

ご存知の通り、スポーツは時間とお金を投資しても成功する人間は限られています。どの業界でも同じだとは思います。
何を基準に成功と言えるのかは分かりませんが、テニスに没頭するお子さんをお持ちのご家族は心配だと思います。
成功したテニス選手とは世界中でテニスを知らない人に聞いても知っているテニス選手でしょうか?

私も3人の子供の親ですが結論からいうと『好きなように生きてください』というのが正しいかと思います。好きなように生きるには、好きな事だけしてれば好きなように生きられるとは限らないからです。

私は8歳か9歳からテニスに没頭しました。10歳を過ぎてからは毎日3時間の練習をしていました。その後は当然もっと練習していました。今思うとスポーツって本当に身につくまで時間がかかるのだと身に染みて思います。

学校行事よりテニス。体育祭や修学旅行などは学校に行かなくてもいい絶好の機会でした。笑。そんな生活をしていた人間が今では幼稚園から高校までの教育に携わっています。
中学生になると少し成績も出るようになって海外の遠征が増えました。
年間15週間は海外での試合をしていたと思います。

そこであっという間に自分の世界が広がった気がします。

このようにしてテニスをしていて何が得られたのか?

テニスに没頭することにより

世界の広さや価値観の違いを学び、幸せになる方法や行動を学んだと思います。

学校の授業は進学するための勉強は教えてくれますが、
幸せになる行動や体験は指導できていません。そもそも求めていませんが。

ライフスキルやファイナンス関係を教育の一環に組み込んでいるのが
私の勤務している先策学校です。だから私のような経験をしてきた人間を雇用しているのです。ちなみに私は大学も卒業していませんし教員免許も持っていませんが
特別なスキル枠で中華人民共和国政府の労働許可が取れています。
逆に教員免許は現代では特別ではないので効力が薄いのかもしれません。

次世代はより一層何かに特化した能力を持った人が力を発揮すると思います。
もちろんそれを証明するスキルと経験が必要になるとは思いますが。

テニスに没頭している選手やご家族がいたらとことん没頭すればいいのだと思います。幸せや満足感、充実感を達成する事で助けてくれる人が必ず現れます。

中国からテニスに携わる皆様の活躍を応援したいです!


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