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中国大陸の絶品グルメ 太二Tai Er

今回 ご紹介するのはいつも長蛇の列ができてるお店 

太二 です tai er と(ターアー)と読みます

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現在海外には進出していないので中国本土のみで食べれるお店です

2015年に創業した若いお店ですが北京、上海、深浅などで爆発的に人気になり今では全国展開しています。上海でも どこでも長蛇の列です


国内で126店舗(2021年2月時点)あり12.8億元(200億円以上)に数年で倍増し今も勢いを増しているお店です。

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のちのち海外進出を目指しているようなので、いずれ台湾や東京などで食べられる日がくるかもしれません。そして日本人が中国に観光に来ても、現地の人と知り合いとかいない限り、まず食べに来ることは中々ないような店。

ここのメインは魚なんですが詳しい製法は解らないのですが、ドイツ料理でソーセージの横についてくる 酸っぱいキャベツ(ザワークラフト)と魚を融合させた料理で中国語から直訳すると漬物魚 みたいな表現(笑)

なんかそれだけ聞いてもよくわかりにくいかもしれません。

中国語での表記は酸菜魚と呼んでます。似たような料理は他でもありますが、ここの製法が特別なのかはよくわかりません。

お店のコンセプトであったり若者受けする店内であったり、仕組みであったり、もちろん美味しい料理であったりと若い層をターゲットにしています。なので年配の方は比較的少なく20代~40代が中心の客層に思います。

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ショッピングモールに店舗があり、人の集まらないモールやフロアーでも、この店の前だけ、何故か行列です。その為にショッピングモール側も集客の為に太二 引き抜き合戦が起きています。客の少ないモールでも太二がOPENしたら、その周りだけ客が急激に集まってます。隣の店が可哀そう・・・これだけ人が並んでも入ってくれない・・・でも中には太二を諦めて入る人もいるでしょうね。いやいや 今日は太二の口になってるので諦めないぞ!3時間も並ぶ人も珍しくない。

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店に入ればお茶はセルフです。若者向けコンセプトなので店内も少しお洒落です。オリジナルのカップを取り陳皮(ちんぴ)みかんの皮 漢方的なやつとバラ系の花を乾燥させてものを入れてお茶を作ります

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そしてメニューは厳選された33品のみ

メインメニューは酸菜魚の1品のみ。後は何人前かで大きさが変わる

そして他の厳選された一品だけあって、味はいい。そして白ご飯にもこだわりがあり、中国では珍しくお米も美味しい。中国特有の何でもあるくらい豊富なメニューの店ではない。少ないメニューで勝負。だから皆同じ物食べてる感じもするが、料理の回転が速いからい意外と直ぐに出てきて早く食べて他の店に比べても店に滞在時間が短い。そして店の回転率も上げている

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↑エビを揚げマヨネーズで味付け 皮がカリカリで中はふっくら。

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甘ピリ辛ウズラと野菜。何とも言えない絶妙な味付け

甘いけど辛く中央の歯ごたえある野菜が中和して すごく美味しい。

単体でも美味しいが ごはんと食べると 最高に美味しい

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こんな感じで 辛さと甘さと野菜の食感とウズラ。辛いんだけど甘く歯ごたえあり ついついメインが来る前にご飯全部食べてしまいそうになる

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メインの前に一口食べたいのが小面 担々麵とは違うのだがメインの前に少し腹を落ち着かせるのに丁度いい。

そしてメインが来る。店員が掛け声で大きな声で酸菜魚の紹介をし叫んでくれる

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魚がメインだけど何個か量を追加でトッピングもできる

酸っぱいけど辛く味があり油で熱い。

白いご飯が食べたくなる。上品にというかガツガツ食べたくなる辛さと酸っぱさ。魚以外にも春雨みたいな面ともやしに豆腐に薄いビーフン等々

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最後は何故かデザートでシメ。お口直しに冷たく甘いデザート。

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テーブルは基本4人までと記載してて大人数で食べに来れない。これも一つの売り。

もちろん。現金支払いしていない。Wechatやアリペイで注文し支払う。

メニューもシンプルだしメインメニューは この酸菜魚 のみ!

しかしこの酸菜魚を食べに皆やってくる。並んでも食べたい。

そして口コミも広がり大人気になっている。

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確かに清潔で綺麗でコンセプトも面白く若者向けにターゲットを絞ってたメニューと仕組み。年配の人が多人数でおしゃべりばかりするような店ではない。たまに食べたくなるが 5時までには行かないと 中々入れないのが辛いが、店舗が増えるたびに少しずつ分散化しているのだけど人の少ない店舗が狙われて、また行列ができるを繰り返している。

上海は北京、深浅は店舗が多い方でたの地域では まだまだ少ない。

知名度は十分についたし、新しいのか わからないけど、あまり聞かない製法で魚を料理しているのもあり暑いなつでも寒い冬でも食をそそる味。

今回は 太二Tai Er でした。


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店内で買うドリンクもお持ち帰りできるよに こんな感じで出てくる。

最近の中国では飲料は店内だけで飲むのではなく食べ終わっても、そのまま持ち歩きながら飲めるようにしてくれる。

お店の宣伝もしつつ、スタバやタピオカミルクティーのような出前やお持ち帰りに若者のニーズを取り入れているのが嬉しい。

中国大陸の絶品グルメでした

他にも過去に2つ紹介していますので良ければどうぞ!


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