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ビジュアルクリエイターのためのTOUCHDESIGNERバイブル

誠文堂新光社より『ビジュアルクリエイターのためのTOUCHDESIGNERバイブル』が発売されます!

本書籍は、映像、音楽、データを駆使したビジュアルアートの作り方を、作例を通じて解説していくというテーマで執筆しました。

強みの異なる3名の著者が、実用的な作例を通じて、TouchDesignerの基本から中上級レベルまでを解説しています。

表紙のコメントは、今年、メディア芸術祭に合わせて実施したデジタルサイネージアートショーケース「NEXT WORLD EXHIVISION」でご一緒させていただいた竹川潤一さんにいただきました。

この本の内容を理解できれば、難しいことに直面しても自走できるレベルになれるはずです。

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今、世の中ではスピードが求められています。

僕が属している広告業界でも、今の勝ちパターンが明日には通用しなくなるような状況が多くみられます。

過去の正解をそのまま踏襲するのではなく、本質を捉えて、試行錯誤の中から新たな正解を導き出す。これからの私たちに求められるのは、このようなスキルなのではないでしょうか?

このようなフローを可能にするクリエイティブツール、それがTouchDesignerであり、僕が注力している理由に他なりません。

書籍以外に、今年もTouchDesignerのワークショップを担当させていただきました。

この書籍やワークショップでは、もちろん、TouchDesignerの技術面について触れています。ただ、僕が一番伝えたいことは技術そのものではありません。一番伝えたいことは、常に変わり続けることの大切さ、そして、自分自身の手でトライアンドエラーしながら、より良いものを見出していく喜びを実感いただくことに他なりません。

たしかに、技術は時代と共に移り変わる儚いものといえますが、技術に飲み込まれるのも使いこなすのも結局は自分次第。技術に飲み込まれるくらいなら、技術を使いこなし、自分の手で時代を切り開けば良い。

そんな想いを一人でも多くの方に伝えていきたいなと考えています。


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今、コロナ禍により、世界中の人々が急速な変化を求められ、大変な思いで毎日を過ごしているのではないかと思います。かくいう自分も、昨年とは大きく仕事内容や働き方が変わりました。今年は昨年の延長なのか?そんな思いを感じることもあります。

僕は思います。こんな時代だからこそ、自分自身の手で、今までの常識を変え、笑顔を生み出せるモノやコトを作る必要があるのではないかと。同時に、皆さんにも、モノやコトを作る楽しさを知ってほしいと。

書籍では、章が進むにつれて難易度が上がっていきますが、紙面の都合上、後半になると基本的な部分は説明を省いているところもあります。不明点については、SNS等で連絡いただければサポートさせていただきます。

楽しさを知ることが今を変える原動力になり、自らが動くことが、自分と周囲の未来を変えることにつながります。

本書を通じて、その一歩をお手伝いさせていただければ幸いです。


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