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人生を変える 断捨離とアンラーン(unlearn)の重要性

早く自分の人生を変えたい。

いつまでも同じ場所で、同じことをしているのはつまらない。

もっと輝けるようになって、今までよりも充実した生活がしたい。

どのような時代になっても、多くの人が願うことはいつも似ている。

そのためには何が必要か。



普段と行動を変えることでしか、予定調和となる未来は変わらない。

しかしながら、「今日こそは輝く未来のために、絶対に行動を変えよう」と意識して決心したつもりでもほとんど行動変わらないことが日常茶飯事。

今日こそは○○をしてみよう、この時間こそ☓☓をしてみようと考えるものの、なかなか行動に移すことは難しい。

行動しても長続きしないということもあるかもしれない。

それは自分の考え方や保有しているもの、それらが常に目の前にわかりやす形で表れている場合(モノ)や目に見えないもの(考え)によって縛り付けられているから。

違う行動を取ろうとしても、同じ思考回路に仕向けるようなものが自分の身の回りに溢れ続けている限り、何も変わらない。

今日は変わったことが出来たと思っても、それは常識の範囲内であり、大きな変化であることは少ない。

その変化は、ほぼ似たような繰り返される範囲内に収まっている。

そして気が付いたときには、普段と同じ行動と同じ世界。

ならば人生を劇的に変えるため、本気で新しいことを始めるために、最も大切なことは何か。



〇必要なこと:断捨離とアンラーン

新しいことをさらに始めるために必要なこと。

それは今までの自分が保有しているものを手放すこと。

つまりは「断捨離」こそが重要であるということ。

これは目に見えるもの、目に見えないものの両方が対象。

目に見えるものは「モノの断捨離」であり、目に見えないものが「アンラーン(unlearn)」である。

この2つは密接に結びついている。


〇断捨離について

断捨離の有用性については、「人生がときめく片づけの魔法」をはじめとして、多くの本や雑誌、メディアで紹介されている。

断捨離、それは不要なモノを手放す、そして究極的にはモノへの執着心そのものをなくして、身軽で快適な生活や人生を手に入れるという考え。

モノに執着をしないこと。

「人生がときめく片づけの魔法」では、自分が心からときめくきを感じるもの以外は、全て手放すことが書かれている。

自分が本気で大切だと思うものだけに囲まれる生活。

その結果、モノだけでなく考え方まで変わり、行動が変わる。

最終的には行動が習慣になり、それが人生になる。

だからこそ、断捨離は人生をときめかせる一番初めのきっかけになる。

シンプルであることやミニマリストであること、それは自分の人生の本質を見極めているという事。

時間を自分が価値と感じることのみ有意義に使っているという事は間違いない。

モノが溢れていて、沢山のものを所有することによって幸せを感じる時代はすでに終わっている。

よほど必要だと思わない限り、車・家などを保有することにこだわる人は少なくなってくる。

もちろん自分自身が最もときめくものが車や家である場合は、それに集中して保有することも悪くない。

他の人と比べるという事をしなくなり、自分だけの大切を認識することで、ますます不必要なものを抱えることはなくなってきた。

これからどんどん人々は自分だけの価値観を大切にすることで、身軽になることの重要性を認識していく。

自分が本当に大切と思う事だけに時間をささげるということがいかにできるか。

最近ではタイムパフォーマンス(タイパ)という言葉が出てくるぐらい、時間に対する意識が高まってきている。

自分が思うように生きるため、本当に大切な物のみに絞って、後は全て捨ててみること、それはタイムパフォーマンスという観点でも実に合理的であるといえる。

断捨離は行動を変えるという要素だけでなく、究極的なタイムパフォーマンス向上術だと言えるかもしれない。

これからますます価値が高まってくる技術であることは間違いない。


〇アンラーンについて

アンラーン(unlearn)については言葉の通り、今まで学んできたことや成功体験・成功哲学を全て捨てて、0ベースで物事や課題を捉えなおす、考え直すこと。

コップ(脳)の中に水(知識)が十分に入った状態では、新しい水が入ることはない。

さらに新しい水を入れるには、コップの中の水を一度捨てること、もしくはコップそのものを拡大させる必要がある。

アンラーンはまさに「コップの水を捨てる」作業。

ここでいう水とは「自分の常識、正しいと思っていること、積み上げてきた知識・実績」など、自分が既に無意識に保有しているもの全て。

それを手放して自分を何もなしとしてしまう事は、誰でもためらうもの。

なぜなら自分が今まで積み上げてきたもの、防具や武器を全て手放すということは、自分を危険にさらすことであり、自分の知った世界を未知世界に変えてしまう事であるから。

知らない場所にいること、不安感や居心地が悪い状態だ感じ続けて、ストレスが大いにたまるかもしれない。

普通の日本人が全く知らない言語空間の中に急に放り込まれること、もはや言語ではなくテレパシーのみで会話が可能な世界にいきなり放り込まれるのと同じかもしれない。

常識や積み上げたものや価値観を手放す、アンラーンすること、これが出来るかどうかによって、新しい行動や考えが手に入るかどうかが大きく変わってくる。

思考についても居心地の良い場所に留まり続ける限り、変化は起こらないし何も変わらない。

つまり今までの常識のとらわれている状態・環境内で行動している限り、変化は起こりにくい。

それは、同じ思考回路を持っている限りは、同じ答えにしかたどり着くことしか出来ないから。

別の場所に本気でたどり着きたいのならば、別の思考回路が必要であり、いままでの思考回路は放棄する必要がある。

そうすることによって、今まで考えられなかった場所、それは本気でその人が願っていた「行きたかった理想の未来」という場所にたどり着くかもしれない。


〇おわりに

断捨離もアンラーンも、自分を変えるためにはとても重要な要素。

普段と同じ環境に居続ける限り、変化を求めて行動しても変わることはほとんどない。

人生を変えようとただ知識を詰め込んで新しい行動をしたつもりでも、その変化はとても小さい。

大きな変化を起こしたい、そのためにはまず「手放す」ということが最優先で実施するべきことではないだろうか。








ありがとうございました。

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