小さい頃がふと思い出されるものたち
小さかった頃、子供だった頃が思い出されるものたちについて。
それらは気が付いたら忘れ去られて捨てられて、自分から離れているものがある。
一方で捨てられることなく実家の倉庫や、段ボールの奥底にしまわれているものも沢山ある。
懐かしのおもちゃやテーマパークのチケット半券、筆箱や鉛筆などの文房具、小さい頃から使っている勉強机などからも、過去の楽しい経験を思い出すきっかけとなるものが溢れている。
他にもある刺激がきっかけになって、小さいころに聞いた音楽や、見ていたテレビやCM、マンガやアニメなどがふと思い出されることがある。
その瞬間はいつやってくるかということはわからない。
懐かしいもの、それに似たものからふと湧き出てきて、その瞬間から頭の中は子供時代にタイムスリップしている。
タイムスリップしている間は年齢など関係ない。
だれもがその瞬間に、懐かしのあの頃に帰っている。
ふと地元に帰って、お土産屋さんによってみるたときに感じたこと。
いつものように見て回ると、黄色いおやつが目に留まる。
「たまごかな?ケーキかな?」
このフレーズでピンと来る人も来ない人も色々といるかもしれないが、そこからふとなつかしさが広がっていく。
この美味しさはもちろん、小さい頃から好きだったもの。
頭の中に子供の頃に聞いていたCMが鳴り始める。
音楽が聞こえてそしてそれを思い出している時は、私は小さいころに戻っている。
地元に戻っていることを思い出させてくれる。
こんな商品を生み出してくれていること、それが地元にしかないこと、ずっと残っていることがとても嬉しい。
長年にわたって同じものを作ること、伝統を続けること、それは過去を懐かしむためのものとして価値を発揮する。
その特定の地域の人を幸せにする。
そこから故郷を思い出すことが出来る。
離れているからこそ、戻った時に感じること。
懐かしさを感じることが出来るもの。
そんなものが故郷や地元にはあふれている。
そんな場所があるということ、それが残っているという事はとても幸せなこと。
ありがとうございました。
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