1日は1440分であり、86400秒でもある
時間を意識するときに、通常は見慣れた単位を用いることが多い。
1日は24時間であったり、1週間は7日であったり。
ところが、この数字についてよく考えてみると、そもそも固定された単位で絶対に見る必然性はない。
全て「分」で考えてみたり、「秒」で見てみると、いったいどれほどになるのかということ。
ここから時間について、普段とは違う単位で見てみると、印象が変わってくることを示してみる。
特に単位を2つ以上越えた数値で見ると、より見慣れない数字が並ぶ。
数が大きくなりすぎて何となくイメージが湧きにくいかもしれないが、それぞれ示しているものは同じ。
またこのような見方は、逆に見ることも興味深い。
小数点以下になるように小さくなる方向に見ることで、一単位のサイズが見えてくる。
ここからわかるのは、普段見慣れている数字についても、一つの切り口から見て慣れているに過ぎないという事。
時間の単位によって、その単位がどのくらいの時間割合を占めているのかということを考えてみると、また捉え方が変わってくるかもしれない。
そして、数値が大きくなりすぎないように単位を設定し、扱いやすくしているという点がいかに偉大な発明なのかということを認識できる。
平均寿命を仮に85歳とすると、人間がおよそ生きている時間は
85年=1020ヶ月=31025日=744600時間=44676000分=2680560000秒
この数値は大きいように感じるかもしれないし、意外と小さく感じるかもしれない。
他にも今現在30年生きたひとについて考えてみると
30年=360ヶ月=10950日=262800時間=15768000分=946080000秒
となる。
これを長いと感じるか、短いと感じるかは、その人の感覚次第。
どの単位に焦点を当てるかによって、長さの感覚は異なってくる。
もちろん時間は絶対的なものではなく、相対的な物であることは間違いない。
それは相対性理論によるものという考え方も出来るし、個々の体感時間は集中度や経験量によるもの、他にも人・動物・虫など生命時間が異なる生き物同士でも異なることからなんとなくわかる。
とはいえ、地球という空間においては、ほぼすべての人類が同意した(組み込まれた)時間設定・解釈において、数値と単位が設定されている。
この数字について見方を変えると、それだけでもなかなか興味深いことが分かる。
そしてこの時間については目標に対して自分が最も前進することが出来る、力つけられる単位で設定しなおすことを考えてもいいかもしれない。
ありがとうございました。
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