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利害関係がない人間関係こそが真の財産になる

生きていれば様々な良いことが溢れている。

そしてそれと同じだけやっかいな困りごとに巻き込まれることもある。

衝突するという事について、大きなスケールから小さなスケールまで様々。

そしてこの衝突については、すべて同じものから発生する。

それは利害関係というもの。










利害関係、広くとらえると影響が良い方向もしくは悪い方向にある状態であること。

わかりやすいものは金銭関係で、ある人が得をするが自分にとって損である場面では、衝突が発生しやすい。

給与が高い低いという事について、あからさまに表にしたりマウントを取ろうとするは衝突につながる。

自分が心地よい地位にいて、他の人がそのポジションを狙ってくるのは、利害関係で衝突するきっかけになるということ。

相手と異なる自分の主張をぶつけることは、自分が正しいということを利として、そうでないことを害とする。

仕事場においては同僚はライバルであり、どちらが成果を出せるか、出世するかどうかという関係性であるのが多く、それが利害関係になることも多い。

だからといってお互いにとって利益になること、害になることという場面では、視野が偏った立場であることも多く、その相手とは本当の意味で対等でいることは難しいこともある。

純粋に素直な気持ちで隠すことなく何でも話すことが出来る状態、そのような人は利害関係である中にはいない。

安心や心地よさというものを求めたい、本当に信頼できる人と出会いたい、求めるものが精神的な安らぎである場合はどうすればいいか。

それは、利害関係から完全に離れた人とどれほどつながっていられるかということが重要になる。










利害関係がないということは、お互いにフラットな状態であり、競争することはないし、する必要もない関係性ということ。

たとえ誰かが困っていて手を差し伸べることがあっても、それに対する見返りは気にしていない。

何かをしてあげることについても、当たり前のことで特に気にしない。

それは友達であったり、コミュニティーであったり、何かを競うことが必要がない環境というものが重要。

そのようなことが溢れている環境にいることは、そこに所属する人間にどのようなことをもたらすか。

それはどんな時でも心に余裕を持つことが出来、結果として何でも話せるようになり、心が穏やかになるという恩恵。

結果としてストレスから解放されて、よりお互いに優しくなれる。

利害関係がないこと、利害関係を意識しないことが当たり前の環境、とても平和で満ち溢れているように感じる。

そのような環境や人をどれほど持っているのかが幸福に直結するといっても、言い過ぎではないような気がする。








地位やお金や力よりも、恵まれた関係性こそが重要になってくる時代。

特に関係性の中でも利害関係のない、本当に心から何でも話せる関係性があることはとても安心感や幸福感につながる。

そのようなコミュニティー、実は知らないだけでこの国には探せばまだまだたくさんあるに違いない。

人があふれ返らない損得を考えない田舎でのつながりや、同じ共通の趣味を持った仲間。

利害関係がない人間関係、あなたのまわりにはありますか。










ありがとうございました。



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