シニア向けオンライン教育サービス in US
こんにちは。社内起業家としてサンフランシスコベイエリアで得た気づきを定期発信しています。どなたかの未来創造・新顧客価値創造のヒントとなれば幸いです。
USではシニアを対象としたオンライン教育サービスが人気を増しています。2020年はPandemicにより毎日自宅で過ごす人が多くなったため、オンラインで人と繋がり共に学びたいニーズが増えたのも理解できます。
コンピュータとインタネット環境があればGetSetUp, Oasis Everywhere, Senior Planetなどのサービスを利用してIT Tools, ウェルネス, Creativity Writingなど様々なクラスを簡単にZoomで受けられるようになりました。
多くの受講者は地方のコミュニティからとのことです。
50歳以上を対象とした大学のコースが新設される動きもあり、University of TexasのTower Fellows Programは新しいキャリアを築きたい人のための12ヶ月のコースです。
50歳以上の起業家を養成するオンラインブートキャンプを手がけるBlissenというサービスもあります。今や55-64歳の新規起業家は25%以上に上るとのことで今後も増えていくと予想します。
一方でこれらのオンライン教育を受けているのはITリテラシーを持つ人に限られており、65歳以上の約2200万人がブロードバンドインターネット環境にないというリサーチ結果もあります。
USでは2034年に65歳以上の人口が18歳以下の人口を超えると予測されており、ITリテラシーの高いベビーブーマーを中心に、年齢・場所を問わす教育を受ける人が増え、新しい事業を始める人も増えていくでしょう。大学は若者のためだけではなく、University of Texasのように幅広い年齢層をターゲットにしたプログラムを開発する大学も今後増えてくると思います。
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