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コーチング関係もろもろ

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- 「満足しているのはコーチだけ。つぶされた選手を見てきた」今岡真訪が力説するコーチのあり方
                      (随時更新していきます)



第8章 コーチングの科学より

コーチングは、クライアントの生活と仕事における可能性を最大限に発揮することを目指し、創造的で刺激的なプロセスを通じ、クライアントに行動を起こさせる、クライアントとの提携関係を指す。コーチングの究極の目的は、変化に対応するために行動変容を促すことにある。相手の持っている能力を引き出すことに重きを置くことが多い。

ペンシルベニア大学の組織心理学アダム・グランド教授は「ビジネスの世界において優れたマネージャーでいるためには優れたコーチでいる必要がある。」と言っている。

Performance behavior

アスリートの行動に影響を与えることに集中する理由はアスリートの結果ではなくプログレスを目的にしているからだ。なぜならプログレスを目的にすればパフォーマンス向上の可能性が高くなることがこれまでの研究でも実証されている。


私はコーチ業が休みの時にたくさんの本を読みます。よく読むのはビジネス書です。そこには仕事に関するハウツーが書かれていますが、実はどれも内容はほとんど同じです。自分の周りの人間を向上させるためにはたいてい皆同じようなことを行っている。それを書き手によって、さまざまな言い方で表現しているにすぎません。
なのに、私はなぜ、ビジネス書をたくさん読むのか?
それは書かれた内容より、むしろ言い方を学びたいからです。
もし私が選手たちに同じことを同じ言い方で伝えていたら、やがて彼らは飽き、聞く耳を持たなくなるでしょう。
しかし、そのたびごとに違う言い方で伝えれば、彼らは新鮮に響き、耳を傾けてくれます。同じことを言い続けることは単純に思えるかもしれません。しかしそれはぶれないことであり、信念を感じさせます。その繰り返しが徐々に浸透し、人を動かして、成功に導くのです。(P66-67)


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