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他人軸ほど自己中になりやすい

以前、「自分軸」と「ワガママ」の関係について書きました↓

それと同様に話題になりやすいテーマに、

「自分軸と自己中の違い」
「自分軸になると自己中にならないか?」

というものがあります。

僕は、

「他人軸であるほど自己中になりやすい」

と思っています。


そもそも、自分軸と自己中の違いは、

「自分軸」は自分の中での感じ方によるもので、
「自己中」は他人の感じ方によるもの

なんですね。

(「自分軸はワガママ?」の記事にも同様のことを書きました)


だから、自分自身が自分軸の行動をしたとしても、
それだけでは自己中になるかどうかはわかりません。

そこに人が関わった時に、

相手の意に反しているにもかかわらず
その行動を押し通したら、

それは「自己中な行動」ってことになります。


例えば、

「カレーが食べたいな」と思って、
一人でカレーを食べに行ったとします。

この行動自体は自己中でもなんでもないですよね。


でも、
何人かで「ラーメンを食べに行こう」となった時に、

「自分も一緒に行きたい。でも自分は絶対カレーがいい!
いや、ラーメンとかおかしいって。普通ここはカレーでしょ。
だからみんなもラーメンやめてカレーにしよう!」

と、自分の我を通そうとしたら、
これは自己中ですよね。


このように、
何か行動する時に、周囲の人に対して

「自分を理解してほしい」
「自分を尊重してほしい」
「自分に合わせてほしい」

という気持ちが入りすぎていると、

「他人を自分の思い通りに変えたい」
「他人に自分の思い通りに動いてほしい」

って思いがちになるなんです。


ってことは、極論

「他人のことはどうでもいい」

というのが前提となった行動になるので、

周囲の人の望みや意志を無視することになって
「自己中」になるんです。


では、なぜそういう

「他人を自分の思い通りにしたい」

という気持ちが起こるのか。


その原因は、

  • 「正しさ」を重視しているから

  • 自分は他人に満たしてもらうものだと思っているから

です。


「正しさ」の基準は様々ですが、
いずれにしても自分の外側にあるものなので
(心から湧き出るピュアな望みではないので)、

そこばかりを基準にするのは他人軸と言えます。


また、
自分のことを外側のもの(他人)で満たそうとしていると、

行動が他人軸になります。


しかも他人軸であるほど、

正しさを振りかざしたり、
強引に他人を変えようとしたりするので、

傲慢で怒りっぽくなったり、
攻撃的になったりします。


ほら、そんなの自己中ですよね。
ワガママですよね。


こういったことから、

「他人軸ほど自己中になりやすい」んです。


一方で、自分軸を大切にしていると、
他人に対しても、

「ご自身の自分軸を大切にしてください」

と思えるので、
相手のことも尊重できるようになるんです。


自分軸だと自己中になるんじゃないかと思っていた方、

実は逆だったということが
お分かりいただけたでしょうか?!


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