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「ありがとう」をたくさん言うようにしてみた結果

何年か前に、とある本を読んだらこんなことが書いてありました。

とにかく「ありがとう」をたくさん言いましょう。

・・と。

言葉として言うだけでも効果があると。
そうすれば幸せになるとかなんとか。

言霊っていうくらいで言葉には力があるって聞くし、
感謝の気持ちは大事だってよく言うし、

まぁ、きっとそういうことなんだろうと思って
当時の素直な僕ははただひたすら「ありがとう」を
言ってみることにしてみたんです。


そしたらどうなったかというと・・・



気持ち悪くなりましたw


自分でも不思議でした。

いい言葉のはずだし、
悪いことしてるわけじゃないのに、

なんで?・・って。


もしかしたら、
心の状態と発してる言葉が一致してなくて
その違和感だったのかもしれないし、

単純に、僕は一つの同じことをただひたすら
やり続けるという行為があまり好きではないので、
そのせいかもしれないし、

いずれにせよ、
「気持ち悪い」という状態は事実だし嫌なので、
いったん言うのをやめることにしました。


ただ、なんとなく「ありがとう」を言いたいなと
思ってはいたんですよね。

だから、

「ちゃんと意味がある時にいっぱい言えばいいじゃん」

と思い立ち、とにかく人と触れ合った時に
ちょっとでも何かしていただいたら言うようにしたんです。


一番わかりやすいのは、店員さん。

コンビニでもスーパーでも飲食店でも、
日々お店を利用すれば店員さんのお世話になるシーンがあります。

だから、まずはその都度「ありがとうございます」って言うのを
心がけるようにしてみたんです。

商品を渡していただいたら言う
お会計が終わったら言う
お料理を運んでいただいたら言う
何かを教えていただいたら言う
何かしらサービスを受けたら言う

・・など。


そしたら、

「金銭授受に関係なく、人に何かしていただけることは
ありがたいことなんだな」

ってドンドン実感していくようになりました。


だから、自分がお金を払うシーンであろうが、
お金をいただくシーンであろうが、
お金と関係なかろうが、

していただいたら「ありがとう」の言葉が伴った方が、
より心が入って気持ちいい。

言った自分も気持ちがいいし、
あちらもなんだか嬉しそうにしていただけることが多い。


それが習慣のようになって、
店員さんに関わらず、人様と触れ合うシーンでは
とにかく言うことが増えました。


それと、僕は普段から「なにもしない時間」をとることが
よくあるんですね。

マインドフルネスとか瞑想とか言うとわかりやすいのかもしれないですが、そんなカッコいいもんかどうかはよく分かんないです。

ただ「なにもしない」だけです。


その時に、自然と「ありがたい」という感情が
たくさん湧き上がるようになったんですね。

「あるものに目が向く」
「喜びに意識がいく」
「当たり前のことに感謝の気持ちが湧く」

っていう、充足感というか、幸福感というか、
そういう気持ちでいっぱいになる感じです。


結果として、

なにもしてなくても幸せを感じられるようになった

ってことです。


これは別に、
目を向けよう、意識をしよう、感謝をしよう
・・ってわざわざ思ってるわけではないんです。

ぶっちゃけ、僕そういうのあざとくて嫌いなんです。

本来自然に湧き上がってこそ意味があるようなものを、
わざわざ作為的にやろうとするのが不自然な感じがして
なんか嫌なんですよね。

それこそ気持ち悪くなります。


自分にとって「違和感」があることは無理にやらずに、
「しっくり感」に忠実になってみた結果、

自然とそうなりました。


どうしても、一般的に見てすごい人が言ってることや、
有名なメソッドや理論、身近な人がやってるワークなどは、

さぞかし自分にも効果があるように思い込んでしまいがちなんですが、
一概にそうとも言い切れません。

どんなに素晴らしいものでも、
自分がしっくり来ないもの、すなわち自分に合わないものは
結果が伴わないんです。

逆に言えば、なかなか結果が伴わない場合、
やり方や考え方が自分に合ってない可能性があります。


そういう時に、

「できない自分が悪い」
「うまく行かないのは自分に問題がある」

としてしまうのではなく、

「しっくり来ないからやめる」
「どうやら自分には合わないらしい」

くらいの方が結果いい方向に行くこともありますよ!


今日もありがとうございました!


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