糸島ライティング勉強会レポート|ライター歴5年目の私も、たくさん学びました!
こんにちは!
フリーランスライターのツダケンゴです。
昨日はライティングの勉強会があったため、福岡市内から糸島へ向かいました。
結論から言うと
参加して良かった!
の一言に尽きます。
今回は、勉強会の模様をレポート形式でお伝えします。
【はじめに】書くメシ主宰者、川添さんからの話
スタート後、主宰の川添祐樹さんから15分程度、お話がありました。
テーマは「書くを武器にするということ」について。
分かりやすい文章を書くことをベースにしつつ、「面白い文章」が書ければ、単価が上がると話していました。
川添さんいわく、書くことで報酬を得るには、2つのことが大事だと言います。
1.人の心を動かせる文章が書ける
2.人を行動に導かせる文章が書ける
これらを意識できるかで、報酬を得られるかが変わるそうです。
メイン講座「豊田里美」さんの講演
ここからは、豊田里美さんの講演です。
豊田里美さんのプロフィールは、こちらのサイトに載っています。
編集者として10年以上のキャリアを誇る、プロライターです。
Webだけではなく、紙媒体での執筆も経験しており、プロの目線から話を聞くことができました。
3人のお子様を育てながら、フリーランスライターとして精力的に活動されています。
今回は、4つのテーマに絞って解説いただきました。
1.そもそも、ライターの仕事って?
2.プロも意外とできていない?ライティング「基本のキ」
3.実践的ライティング講座
4.今日から始めるライターへの一歩
テーマ別に、どんな内容を教わったか紹介します。
1.そもそも、ライターの仕事って?
仕事の流れは、こちらです。
①事前準備
②情報収集
③情報の整理
④文章にまとめる
⑤文章の修正
これらの流れに沿って、執筆しているそうです。
ちなみに、作業全体のインプットとアウトプットは半々の割合で行うと、話していました。
2.プロも意外とできていない?ライティング「基本のキ」
基本のキでは、文章力より大事な3つのポイントを紹介してもらいました。
①読み手を憑依レベルで思い描く
→読み手に近い友人を思い描いたり、読み手に近い人がアップしているSNSなどを見たりして、日頃からアンテナを張っておく
②真の目的を考える
→グルメレポートであれば、店を紹介することが目的ではなく、店へ来てもらうことが真の目的。
→インタビュー記事であれば、取材した人の話を伝えるのではなく、取材した人の話を通じて、読者の行動を変えることが真の目的。
③広く深く情報収集する
→飲み会や散歩など、何かをしながら情報を集める。メモをたくさんとる。インタビューをする時は、事前に対象者の著書やSNS投稿、過去のインタビューなどを見る。
3つのポイントを抑えると、いい文章になって修正・訂正が大幅に減るそうです。なかでも、情報収集は「ながら」で行えば、義務感が生まれにくくなって実践しやすそうだなと思いました!
3.実践的ライティング講座
ライティングをする時は、7つのステップに沿って執筆すると、書きやすいです。
①目的と読み手を再確認
→どんな理由で誰に向けて書くのか?
②素材(情報)を箇条書き
→集めた素材を簡単にまとめる(自分で分かる程度で良い)
③マインドマップで整理する
④メッセージを決める
→読み手に、どんな行動をとってほしいか意識しながらメッセージを決める
⑤構成(伝える順番)を考える
⑥一気に文章を書く
→てにをは、文末の表現などは気にしない
⑦推敲
→形容詞を使わない表現、読み手視点での修正、文章の違和感に気付くことが推敲の質を高めるコツ。
4.今日から始めるライターへの一歩
最後に、ライターのキャリアを積む方法を紹介していただきました。ここでのポイントは、自分が目指す目標に合わせて、仕事の探し方やキャリアの積み方を変えることです。
たとえば、こんな形です。
①副業でライターを始めたい
→クラウドサービスで実績を積んだり、稼げそうな分野の知識を得たりする
②ライフワークにしたい
→ブログで発信したり、メディアに営業をしたりする
③業務範囲を広げたい
→編集やディレクターなど、ライター以外の業務も並行して行う
④一流ライターになりたい
→紙媒体や記名記事の執筆。得意分野を作る。
目標ごとで、効果的な内容は変わります。
初心を忘れずにライターの活動をしようと決意した勉強会だった
勉強会に参加して、改めて初心を忘れずに活動しようと思いました。その分野で長く活躍されている人は、勉強をし続けています。
だからこそ私も、年齢を重ねても愚直に学び続けようという、気持ちになりました。
今後もフリーランスとして活動し続けるために、勉強しつつ自分の精神を磨き続けていきます。
Twitterもしてるので、気軽にフォローしてください♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?