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自分を嫌いにならないで

突然ですが、みなさんはちょっとしたミスやできない自分のことが嫌になって落ち込んだりしませんか?

僕は結構多いんですよ。(笑)←笑い事ではない。

転職をして、まだ間もないこの状況の中、色んな新しいことが舞い込んできて脳の処理が間に合わないんですね。

やったことのないことを最初から完璧になんてできない、と思えばそれで終了なんですけど。
僕の場合、できないことに過度にフォーカスしてしまい、できない自分に落ち込んでしまいます。

しかも、採用面接の際に部長から「一緒に働きたい」と言ってくださったので、変に肩の力も入ってしまっている状況。
期待に答えようと奮闘している最中のミスなので余計です。

特に同じようなミスを犯してしまった時にはボコボコ。
立ち直れません。
立て直してますけど。

今回の記事はそんな自分に似たような状況にある方、自分自身に対して、普段から僕が意識している気持ちの持ち方や心構え、考え方をお伝えしていきます。

参考にしていただけたら幸いです。



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1.自分自身の短所を認めてあげる

自分を責めてしまう原因の一つとして、完璧人間になろうとしていることが挙げられます。
かつての自分もそうで、頼まれたこと、やろうと決めたことに対して完璧にやろうとする傾向があります。

そんな中、ミスを犯すと「やっぱり自分はダメなんだ」と感じてしまうんですね。
そして、他のことに手を付けようとしてもできないんじゃないかと尻込みしてしまって、結果何もできなくなってしまう。

ちなみに僕の短所は判断力がないこと
前向きな言い方をするならば熟考タイプとでもいうべきでしょうか。

上司、同僚から2択を迫られるような質問をされるとどちらが良いのかを咄嗟に決めることができません。

例えば、ある特定のお客様に対して、数ある商品の中からAとBという商品で悩んでいて、どちらが良いか聞かれた時。

「Aの商品を使えば、これだけのメリットを得られるけど、こんな状況になったらデメリットが浮き彫りになってお客様に嫌な思いをさせてしまうかも」
「その点Bは、そのデメリットはないけど、こんな状況の時には使いにくいよな〜」

皆さんもこんなような状況に出くわしたことはありませんか?
かなり抽象的な表現をしてしまいましたが、要は、結論としてどちらかを選ぶのにかなりの時間を要します。
最悪話の中で、結論を出せないことだってあります。
話を聞いた方は性格によってはイライラが止まらないことでしょう。(汗)

お客様に対して真摯に向き合って、完璧に合致する商品を選定しようとしているのですが、結果何も選べていないので、逆に考えられていないという結果になってしまっています。

僕の中では結構落ち込みました。
自分は仕事ができないタイプなんだと。

しかし、そんな僕でも立ち直ることができているのも、考え方の一つとして「自分自身の短所を認めてあげる」ことです。

誰にだって、短所はあります。
そこにばっかりフォーカスしてしまうと自分の首を締めてしまうだけなんです。

どうか、自分を認める勇気を持ってください。

こんな仕事のできない僕だって常に言い聞かせて頑張っています。
僕が思うに短所というものは多少の改善は図れますが、完全に消えることはありません。
うまく付き合っていく方法として、自分を認めるのが一番の近道かと思います。


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2.長所に目を向ける

逆転の発想です。

短所ではなく、自分の長所に目を向けようというもの。

僕の長所として、相手のことを考えられることだと自負しています。
たまに自分のことで精一杯になってしまって、疎かになってしまうこともあるのですが(笑)

例えば、制作活動をしている最中は相手の気持ち、何を必要としているかを一所懸命考えながら、自分のできる最大限のことを尽くします。
※僕の制作活動にご興味のある方は過去の記事(KengKengという男)をご覧ください。

仕事に置いても、相手の話を聞く際相槌や返事も意識しながら行っています。
また、最近では言葉選びも注意して、相手を傷つけない、不快にさせないようなスマートな言葉使いをするようフィードバックをもらい、心掛けています。

今の時点で、自分の長所に気づけていない方はまずは自己分析してみてはいかがでしょうか?
僕も最近、自己分析をするようになって、自身を客観的にみられるようになってきました。
非常に大事なことで、自身を認めてあげるにもこの自己分析は必須だと考えます。

人間てどうしても悪いエピソードや悪い出来事にフォーカスしがちで、プラス面を見落としがちになってしまいます。
そこで、いかにプラス面に視点を持っていけるかが大切です。

で、長所を見つけることができたらひたすらそこを伸ばしましょう!

長所に目を向けると少し自身がつきます。
これは是非意識しながらやってほしいです。


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3.逃げる

時には逃げたっていいんです。

ここでも僕の恥ずかしい話をしますね。

25歳の頃、やりたい仕事に転職した僕ですが、個人的に結構キツい出来事を体験しました。
未経験からの転職だったので、右も左もわからない状態。
そんな中、お客様の対応に焦ってしまって上手く話せなかったり、上司に対して支離滅裂な報告をしてしまったりと、仕事ができない自分を多いにさらけ出しました。

そこである日、上司に言われたのが、「頭悪いの?」という言葉でした。

学生時代や普段、友人同士でふざけてそんな言葉を言い合ったりして、言葉自体には免疫はあったのですが、今回の言葉は初めて聞いたような言葉の重みとして僕にのしかかってきました。

正直かなりキツかった。

自身を頭が良いとは決して思えない僕ですが、なんだかこの言葉を聞いた瞬間に何かが崩れ落ちたのが分かったのです。

「自分てダメな人間なんだ」と思い始めてしまったんですね。

それからは人とコミュニケーションが上手く取れなくて、自分が喋ったら相手に変に思われてしまうんじゃないかと考えるようになり、塞ぎ込んでしまったんです。

結果、その職場を4ヶ月で去ることになりました。

ストレートに物事を告げる方だというのは認識していたので、訴えるなんて気持ちはさらさらありませんでしたが、当時本当に耐えられなくて逃げました。

現在は多少トラウマは残っていますが、自身のプラス面に目を向けトラウマに打ち勝てるよう頑張っています。

ダメだと思ったら逃げたっていいんです。

ついちょっと前に「逃げ恥」なんてドラマありましたよね。
「逃げるは恥だが役にたつ」
ハンガリーのことわざだそうですが、自分がダメだと思ったらそこから抜け出して、自分が輝ける場所を探すというもの。

まさにこの通りだと僕も共感しています。

時には立ち向かわなくてはいけない場面もあるでしょう。
ただ、自分を傷つけてまでもいる場所かはちゃんと考えなくてはいけません。

もう一度言います。

逃げたっていいんです。


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4.まとめ

いかがでしたか?

僕の過去も交えてお伝えしましたが、少しは自分を認められそうでしょうか?

僕が繊細とは言いませんが、細かかったり、繊細な人程、抱え込んでしまって自己嫌悪に陥ることが多いと思います。
ダメな自分を見ると嫌になってしまうんですね。

自身の短所を認めましょう。
自身の長所に目を向けましょう。
時には逃げたっていいんです。輝ける場所は他にもありますよ。

今回の記事で少しでも多くの人に自分を認める勇気を与えられたら幸いです。

では!



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