非IT職や非IT企業の方向け〜DXって結局何からはじめる?〜
はじめに
私はエクセルやパワポも入社10年目にに初めて触ったレベルで、デジタルとは全く無縁の世界で社会人スタートから10年以上仕事をしておりました。しかしながら、数年前にGAOGAOという"スタートアップエンジニア"プラットホームのいわゆるIT事業を@tejitak と共に共同創業し、そこから一回り以上年下の精鋭エンジニアと共同生活しながら、デジタルネイティブ世代の感覚に触れ、日々学ばせてもらいながらデジタルに少しづつ馴染んできました。エンジニアやITコンサルの方からすれば、まだまだ知識面では力不足ですが、今まさに非IT職の個人の方や大企業の方々が悩む"DX"という得体も知れないトレンドに個人や企業としてもどう取り組んでいくか、同じ様なバックグランドを持つ方々に"通訳者"として少しでもお役に立てるのではと考えております。
対象者
・レガシー産業で働き、DXって何から手をつけるか全く検討がつかない方
わかること
・DXの為に今すぐから何をすれば良いか
(エンジニアにとってはビジネスチャンスです!)
背景
今年は一気に"DX"というワードがトレンドになり、どの産業・業種にも一刻も早いデジタル化が求められ、企業側もデジタル関連の予算を拡大しています。その環境下、DXの為にプログラミングの学習が必要なのでは?予算をとったのでシステム開発を直ぐに始動したい!という様なお問合せを数多く、個人様や企業様からも頂く様になりました。
結論
プログラミング学習やシステム開発プロジェクトを始める前に、まずは身近なWebサービスやアプリ(UberEatsとか何で良いのでどんどん使ってみて下さい!)を使ってみて日常を効率化することから始めるのがオススメです。
以上です!お時間がない方は直ぐに、ググって何かサービスを使って日常を改善してみてください!
詳細
お時間がある方はもう少し噛み砕いて書いていくのでお付き合いください。
ここで一つ質問です!在宅ワークの影響でオンラインMTGの機会が増えていると思いますが、皆様はどのサービスを使っていますか?
「Zoomでしょ!便利ですよねぇ(`・ω・´)キリッ!」と答えるビジネスパーソンがけっこう多いと思います!
その通りです!IT界隈でもZoomはメインのオンラインミーティングツールです。しかし、Zoomの他にこれらのサービスをいくつご存知でしょうか...?7つ以上のサービスを後存知の方は直ぐに、この記事の読者としては不適切なので離脱して下さい笑 おそらく、3つか、4つぐらいの方が多いと思います。もしくは、ZoomとGoogle Meet以外は聞いたことがないという方もいらっしゃると思います。が、安心して下さい、むしろその様な方に向けてお伝えしたいです。
- Zoom
- Whereby
- Google Meet
- IRU
- SpatialChat
- Discord
- Remo
- Remotehour
- Miro
- NeWork
※詳しくはこちらの記事を参照
オンラインミーティングのツールだけでもこれだけのサービスが存在しています。因みに、弊社ではZoomとDiscordを併用しています。
※Discordに関する運用はこちらの記事をご覧下さい。
IT界隈ではDiscordの存在は一般的なものですが、おそらく非IT業界の方はご存知ない方も多いと思います。話が少しそれましたが、オンラインミーティングツールだけでもこれだけ多くのツールが存在し、Zoomで最新のサービスを使いこなしている様に認識していても、数ヶ月単位でどんどん新しいサービスが出たり、Zoomもどんどん機能が改善されており使い方が日々変化しており、これがデジタル化の普通の速度と言って間違いはないと思います。常に新しいサービスや機能に興味を持ち、日常や業務をアップデートする感覚を身に付け学び続ける姿勢こそがデジタル化の波についていくには大前提になる感覚かと思います。
一時的に知識やサービスの使い方を覚えても、自身の知識や使える幅をアップデートしなければ直ぐに古びた陳腐なものになります。
具体的には全くITに知見のない方がどの様にDXをスタートすれば良いかというと、何かしたい時に効率化してくれる様なサービスを探して使うという非常にシンプルかつハードルの低いことが良いと思います。え?そんなこと?と思うかも知れませんが、実際に日々使っているサービス、あるいはここ1ヶ月で新しく使い始めたサービスはいくつあるでしょうか....??おそらく、ほとんどないと思います。
そこで、例えば「お客様と予定調整が面倒だな」と思ったらググって何か使えそうなサービスを探してみて下さい。いくつも関連したサービスが出てきます。また、例えば「筋トレの進捗管理してくれるアプリないかな」と思ってググったらこれもいくつもサービスが出てきます。
そうなんです、パッと思いつく"こんなものあったらいいなぁ”のサービスはだいたいこの世に既に存在していて、便利にしてくれるツールが溢れています。(勿論、スタートアップはその上で様々なサービスを作るわけなので、まだ改善余地があるサービスが前提なのですが)
従いまして、まずDXの取り組む第一歩としては、自分の生活の”あったらいいなぁ”のサービスを探して使って、効率化することから始めるのがオススメです。世の中には便利な色々なサービスがあって、感動するはずです。この行動を通して、日々アップデートする姿勢やユーザーとしての感覚が身についてくると思います。
実際に、開発のご相談を毎週数件は新規のご相談を頂くのですが、半分以上は、システム開発をする必要はなく、既存のSaaSの組み合わせや、業務改善で一時的には事足りることが多いです。
まずは、プログラミング学習や、システム開発で何が何でもデジタル化ということではなく、現在の身近な日常や業務の中で出来ることを改善していくことがから着手するのが良いと思います。"自身をDX"するから取り組む、世の中のITサービスを積極的に使いこなすところから始めるのがDXの第一歩だと思います。
まとめ
・デジタル化人材になるにはまず、常に知識をアップデートし学びを続ける
・日常をITサービスを使って改善してみる
まず、ここからスタートすることをオススメします。
今後、非エンジニア、非IT企業様向けにDXのステップをいくつか記事化していきたいと思いますので、ご質問等もお気軽にどうぞ!
最後に、弊社GAOGAOではエンジニアの方(特に最近はRails、Vue 2年以上 )募集中ですので support@gaogao.asiaまでお気軽にDMください!また、国内外の大企業様の研修・DX導入の実績もある弊社での無料セミナーやご相談も承っておりますのでお気軽にsupport@gaogao.asiaお問合せ下さい!もしくは、twitter @kengaogaoasia まで直接DM下さい!(twitterをしていない非ITのビジネスパーソンの方、これもDXです笑。私も2年半前からアクティブに始めました!笑)
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