見出し画像

隣の芝生へ逃げる一歩手前

自分のスキルや価値提供に限界を感じたり、今の環境に疑問を持つこともある。

でも、今日たまたまネットで気になった資格試験の勉強日誌をあげている記事を見つけた。
日々スキルを自分であげていくことに時間を費やしている人がいるのに、環境を変えることだけを考えていた自分に疑問を持った。確かに、環境を変えるのは自分の生活リズムや日々の思考を変えるのに手っ取り早い手段ではあるが、それはあくまで手段の一つであって、自分の生活リズムや日々の思考を変えるのに使える手段はそれ以外にもいくつもあるのだと思う。

職場や家族、パートナーとの人間関係に疲弊することはあるし、疲弊度合いや耐性度は人それぞれ。それに対して、「置かれた場所で咲きなさい」というフレーズはかなりの重圧でストレッサーでしかない。自分もそんな言葉に悩まされることもよくある。自分がおかしいのか、普通がなんなのかみたいな空虚な疑問を持ち始めたらキリがない。

ただ、もしかしたらあのフレーズは置かれた環境を窮屈に感じるとき、
まずは状況を見直して、見落としていることはないか、
同じ環境でも他に自分の集中力を向けられる対象はないのかということを聞いていたのだと思う。
もしかしたら「隣の芝生に逃げる」という選択肢はまだ最後まで残しているフレーズなのだと思う。(もちろん言葉の意味なんて、使う人・状況によるけどね)

行動するのは別として、むしろ、「逃げる」の選択肢を持っていることが心の余裕になることもあるのかなとも思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?