文字でしか伝えられないこと。

 文字っていいですよね。口で言うより、落ち着いて自分のペースで相手の言葉を受け取れるから。その場の空気感を伝える事は難しいけれど、照れ臭くて言えないことや、相手の記憶にしっかりと刻みたいときは、とても有効なツールだと思います。

 実は本日、私の会社では研修最終日でした。コロナウイルス流行の影響で、リモートワークでの研修が主体となり、なかなか思うようにプログラムが進まず2ヶ月ほどかかったんです。そこで、最後に社員を何グループかに分けて、同期の良かったことを付箋に書いて相手に渡すと言うワークで締めくくろうということになりました。その最中に、一度も話したことのない同期から、君の研修への姿勢がいいね!と言われとても感動しました。(同期が結構多いから話したことがない人がいるだけで、全体的には仲は良いです。)
恐らく、面と向かっては話したことがないし、緊張するけど、良いと思ったことを伝えたくて、僕に付箋をくれました。

あー、文字で思いを伝えられるのは良いなぁと。

残るって良いですよね。特に手紙。昔もらった恩師からの手紙とか、友達からのもの、彼女からのもの、それぞれの思い出が蘇るし、初心に帰られる。僕が辛くなったとき、自分らしくいられなくなったとき、高校時代の手紙を見ると、自分らしさって〇〇だよなぁって思い出せます。
 話を戻して、先ほどの彼以外にも20枚ほど同期から付箋をもらいました。気づきとしては、自分が思っている自分と、みんなが思っている自分がほぼ一緒で感動しました。こころが安定している証拠ですね。
 恐らく、大学生時代だったら、全く違う結果になってただろうなぁと思います。見せかけの自分を繕っていて、逆にどう思われていたか気になりますね。意外と見抜かれていたかも笑

 

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