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ベトナムのスターはいつ来るの? 2021セレッソ大阪 GK

YouTubeで毎日配信されているレポート、さらにはやベスタのデジっちの様子だと、宮崎キャンプは順調に終えられた様子で、チームの雰囲気も良さそう。サッカーの中身は知らない()。


開幕まで2週間きったので、開幕前に一通り選手についてまとめてみる。

今回はGK。


ジンヒョン一強は変わらずも大きく入れ替わり

・残留
キムジンヒョン

・完全移籍加入
松井謙弥 ←水戸ホーリーホック
ダンバンラム ←ムアントンユナイテッドFC

・期限付き移籍
永石拓海 →アビスパ福岡
茂木秀 →FC町田ゼルビア

・完全移籍
アンジュンス →釜山アイパーク

昨年は本来ならカップ戦でチャンスが与えられていただろうアンジュンス、茂木秀、永石拓海の3選手はベンチメンバーに留まり、出場機会はU23に限られた。
GKは出場機会の確保が一番難しいポジション。キムジンヒョンが盤石である以上、もぎしゅーと永石にはより実戦経験を積んでレベルアップしてもらいたい。


桜の守護神

キムジンヒョン:背番号21
セレッソ歴かつプロ歴かつJリーグ歴13年目。プロ野球なら1軍の登録日数を満たしたら外国籍選手でも日本人扱いになり外国人登録枠にも影響するルールがあるが、これをJリーグにも適用してもらえないだろうか?と思うぐらい日本に大阪に馴染んでいる。背番号途中変更できたんだから長らくJリーグに貢献しているジンヒョンにも手厚いルール作ってくださいよ、村井チェアマン。

デジっちでも流暢な関西弁で応えてくれていた。

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ジンヒョンも今季で34歳。しかしハイボールの処理能力やシュートストップの安定度はまだまだ高い。個人的に凄いと思うのは両足ともに長い距離のボールを蹴れること。ゴールキックがそのまま曜一朗のアシストに繋げられるぐらいだったし元々足元の技術はある方だったと思うが、ロティーナ体制でさらに技術が洗練された印象。

今季はボールを落ち着かせるだけでなく、前線へ一気に運ぶことも求められると思うが、ここはいつも居残りでコーチと付きっきりでキック練習やっているし、引き続き安定したプレーが見られると期待している。

あと、最近はベストイレブンに入ってもおかしくないぐらいの活躍だが、本当に選ばれるにはリーグ最少失点争いに加わるだけでなく、セレッソが優勝してさらにアピールしかないのではと思う。そうなればチャンスは確実に広がる!


9年ぶりに復帰

松井謙弥:背番号50

かつてシャケさんとお笑いコンビを組んでいて?ゴラッソセレッソに2人で出演していたことが記憶にあるが、それぐらいムードメーカー的なイメージが強い。デジっちではカメラ担当。

しかし2012年にセレッソを離れてから徳島ヴォルティスのJ1昇格に貢献したり、水戸ホーリーホックではレジェンド本間幸司の後釜候補として試合に出続けるなど、実力もかなりレベルアップしていると思われる。本人はレギュラーを意識しているはず。プレーでもチームを牽引してもらいたい。

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始動~キャンプ初期の頃は嘉人と絡んでいる様子がよくみられた。大宮時代からつけてきた背番号50もすっかり馴染んでいる。あと2015年は川崎にいたので風間八宏技術委員長とも親交はあるはず。
セレッソで育った選手は最後はセレッソで選手生命を全うしてもらいたいとの言葉をこのオフ何度も聞いたが、ケンヤさんもその1人になるのだろうか。


拓実、日本の前に立ちはだかったベトナムのスター

ダン バン ラム:背番号1

ベトナムを代表するスター選手で、Instagramのフォロワー数は約33万人。ロシア出身で顔立ちも良く、熱心にトレーニングに励んだりオフにはバカンスでリラックスしている爽やかなラムの様子が投稿から見て取れる。


この情勢の影響でまだ来日できていないが、本人のコメントやインタビューを読むとJリーグに挑戦したい気持ちが強く、本人は移籍に前向きだったのではないかと思う。

私がセレッソの一員になれる事、アジアの最高峰のリーグでプレイする事はとても光栄です。これは私のキャリアの中でとても大きな一歩となりました。(以下略)


ただ所属元のムアントンに給与未払いの疑いがあり、さらにムアントン側はラムに対して不当な移籍・契約違反だと主張、タイサッカー協会やFIFAも絡む厄介なことになっている。臨時的に移籍証明書が発行されてセレッソ入団がリリースされたようだが契約問題の解決はシーズン中に持ち越しになりそう。めんどくせえー!


2019年アジア杯ではベトナム代表として日本と対戦。拓実が至近距離から放ったシュートをセーブするなどピンチを防ぎ続けた。プレー集を見ると果敢な飛び出しも多く、キックやロングスローも長い距離が出ている。ダイナミックなプレーが多い印象。おそらく左利き?


Jリーグ提携国のベトナムからの助っ人なのでリーグ戦のベンチ入りにも問題はなさそう。

ACLやカップ戦も多いのでどこかでチャンスがもらえるかどうか。チャナティップがティーラシンが活躍してタイの注目度が上がったように、ベトナムにとっても良い流れが生まれるきっかけになることを期待したい。

実績もあるのでパフォーマンスさえ良ければ結構人気も出てファンも増えそうなのではと期待している。なんと呼べばいいか分からないけどしばらくはラムと呼んでおこう。

まだ来日できてないけど。


このまま3人体制?

今季はおそらく3人体制。入るとしても2種登録。2013年は急遽多田大介が現役復帰して対応したこともあったがよほどのことがない限りはこのままいくと思われる。

キャンプにはU23にも出場した上林豪くんが参加していて、先輩たちの居残り練習に参加するなど、もうこのまま入団してもいいのではと思うぐらいの勢いだが、どこかに進学するようだ。彼は生粋のセレサポでSNSでかなりセレッソ愛を綴っていたのでいつかは正式にセレッソに帰ってこれるように成長してほしい。


GKに関してはラムの来日と契約問題さえ解決できればまずはOK。今季もGKみんなで高めあって最後の砦としてゴールを守ってください。切実に。余計な失点は見たくない。


あとがき
自分で撮った画像がなさすぎました… いつも何も考えず撮ってたけど自分だけのオリジナルが欲しくなった。ただしばらくは古い写真とか公式の画像を少し拝借致します……

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