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新幹線がむずすぎる

名古屋に向かう新幹線の車中で、これを書いている。東京から熱海に向かうはずだったのに、今なぜか名古屋に向かっている。

新幹線の乗り間違えは人生で5回目ぐらいだが、ここまで長距離の乗り間違えは初めてだ。熱海で会う約束をしていた小山には謝りたい。心からお詫び申し上げます。

昔から電車を乗り間違えたりすることが多いのだが、年々ひどくなってきている気がする。先週も横浜に行こうとしたら、間違ってスカイツリーのほうに向かってしまい、30分ぐらいロスしてしまった。

中央線とか山手線みたいな一本道系の路線は乗り間違わない。しかし、東京メトロ全般とか都営線とか小田急線とか東横線みたいなゴチャゴチャ系路線は、かなりの確率で乗り間違う。

電車だけではなく、最近では、新幹線ですら乗り間違うようになってきた。去年、仕事で東京から福島に向かう予定があったが、危うく那須まで行きそうになってしまい、白河のあたりで乗り換えることで何とか回避できたことがある。

このような成功体験から、大まかな方向さえ合っていれば、たとえ新幹線であっても乗り換えれば大丈夫という誤った認識をしてしまったことが、今回の敗因である。名古屋まで一気に行くとか鬼すぎる。

なぜ間違ってしまうのかは、自分でも分からない。慢心はしておらず、自分としてはしっかり確認しているつもりなのだ。

自分としては余裕を持って家を出て、自分としてはちゃんとYahoo乗り換えでホームの番号まで調べて、自分としては万全を喫して乗った結果、思いっきり間違っているのだ。

発達障害と言ってしまえばそれまでだが、心のどこかで、なんとかなると思ってしまっていることも、乗り間違いの原因なのではないかと思っている。

終電が無くなったらどこかで夜を明かせばいいし、東京ならば、多少ルートを間違ってもどうにか戻ってこれる。確認系が激苦手な特性と、なんとかなる思考が強い性格のコンボで乗り間違いが多発しているような気がする。

自分が悪いような気がするけど、新幹線や電車側にも悪いところがあるはずだ。そもそも、東京を起点に日本のどこかに行くとしたら、大きく分けて東か西しかないはずだ。つまり、新幹線は右に行くやつと左に行くやつの2種類さえあればいいはずである。

それなのに、「ひかり」とか「こだま」とか「のぞみ」みたいに何種類も無駄に新幹線を作ったせいで、やけに難しくなっているのだ。と思いたい。

電車は乗り間違えてもリカバリー可能だが、新幹線はミスがまじででかすぎる。せめて、「西のほう特快」とか「東のほう各駅停車」とかもっと分かりやすい名前にしてほしい。「のぞみ」とか言われても、どこにどんくらい停まるのか分からない。

というか、考えれば考えるほど自分が発達障害な気がしてならない。いまだに駅の東口とか西口とか分からないし、何百回と行った新宿駅でさえ「右のほうの出口」とか「左のほうの出口」とか言ってる。

頭で分かってる情報と身体的に知ってることが一致しないみたいな感覚だ。俺が都知事になったら、もうちょい分かりやすい電車と新幹線の路線にできるよう心血を注ぐ。

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