仕事の仕方で悩んでいる方へ!

先ほどこちらの書籍を読み終わりました。

▼「コンサル一年目が学ぶこと」

こちら、最近ツイッターやVoicyで話題のこちらの方のお勧めでした。

キンドルで早速購入

こういうのは早いほうがよいですからね。

人から薦めてもらったのはよっぽど以外は極力購入するようにしています。

さて、自分の中でいくつか改めて学ぶこともあったので、ご紹介します。

ちなみに私は社会人11年目、コンサルタントの仕事をしているわけではないですが、改めて勉強になったことも多々ありました。

・結論から話す

社会人であれば当たり前とも言えることですが、その中でもPREPという言葉は恥ずかしながら初めて知りました。

Point=結論

Reason=理由付け

Example=具体例

Point=結論の繰り返しで締める

普段話すときも、質問に答えるときもこの型で話す。

整理せずに思いついたことを話さないようにすることで、要点がまとまりスムーズに結論にもっていけます。

・「証拠」にすることで納得させる

社会人1年目でも、若手でもとにかく数字にこだわることで、年上の人にも納得させることができます。感覚的に把握している問題を実際「数字」に落とし込むことで人を納得させる。

若い人はよっぽど力がない限り、人へ意見は言えないですし、なかなか聞いてもらえないことも多いです。

私も経験しています。

対等で接してくれる、なんてことは今まであった方でも1人、2人程度しかいません。

しかし、こうして数字で表すことでこれ以上ない説得力が増すことがあります。若い人はこちらに注力することでより実績を積むことができるはずです。

・相手の期待値を把握する

「ビジネスで一番重要なことはなにか?」

それは「相手の期待を超え続けること」だといいます。

そのためには「相手の期待の中身を把握すること」が必要です。

上司から頼まれたこと、お客さんから頼まれたこと、いずれも一人よがりでやっていては仕事は前に進みません。

なので、勝手に想像して勝手にやるのではなく、相手が何を求めているかということが常にビジネスの基本です。

それに答えられないと、たとえ徹夜して仕上げたとしても少しも評価されません。

・具体的な報連相をする

どの会社でもまずいわれる報告・連絡・相談を略した言葉です。

しかし、単にこれらをやっていてもビジネスにはつながりません。

これらを何も意味をなさないことを報告しても全く意味はありません。

また時間もお互い費やすだけです。

報・連・相はおおよそ上司と部下の関係で言われる言葉ですが、これらは仕事の目的と内容について「共通の理解を得ること」が本来の目的です。

確認すべき内容は

・仕事の背景と目的

・具体的な仕事の成果イメージ

・クオリティ

・優先順位や緊急度

何か頼まれた際、ほんとに丁寧に頼んでくれる方はまれです。

なので、頼まれた際には自分なりの仮説を立ててコミュニケーションをとることが正解です。

その上で、仕事を進めていく。

指示を出す側と受ける側の双方が共通認識を持つ。

そうすることで先ほども述べた、相手の期待値を上回る結果を出せるのです。

・常に自分の意見を持って情報に当たる

私が社会人で感じていることの最も重要なことだと思います。

何事も考えている人はやっぱり仕事ができます。

しかし一方で、何も考えていない人はすぐわかります。

毎日新聞を読んでも、年に100冊本を読んでも情報量を増やしたからといってビジネスの能力は一切向上しません。

ここにはある例が出されていました。

「新幹線のこだまが5年で7割増えた」という記事です。

いつの記事がわかりませんが、一旦例としてあげます。

普通、流し読みであれば、すぐその後をクリックしてしまいます。

しかし、その前に自分なりの仮説をたてて考えること。

それが合っていても、結論が間違っていたり、視点がちがっていたりすることもあります。

それらを繰り返すことで記憶にも残ります。

私も、そうした視点でニュースをなかなか見ていなかったのでぜひ今から試してみたいと思います。

1年後、風景が変わると思います。

また、そうしたことで普段のニュースも「その結論には根拠がない」「一面的な見方」などニュースの真偽や違和感を覚えることもできるようになりまます。

・仕事は相手のためが最優先

仕事とは、他社との関係で成り立っていると言っても過言ではありません。

他社にサービス、商品を提供することで対価が発生します

また、対個人であっても、サービスや商品を提供することで同じく対価が発生します。

つまり、仕事は対会社、個人にコミットすることで成果が得られます。

しかし、その本質を見逃している人は多いのではないでしょうか。

・がんばることにコミットしない

・社内の上司にコミットしない そうではなく

・仕事の成果に対してコミットする

・常に自分が貢献する相手にコミットするのです。

仕事には様々な障壁があります。

人間関係や働く環境に疲れて、本来の目的である相手にコミットすることを忘れている人は多いのではないでしょうか。

私自身もそうです。

しかし、周りにそうした環境がない、もしくはそれをする以前の問題がある場合は働く場所を代えるべきです。

会社からのお給料はそれぞれ他社や個人から出るといっても過言ではありません。

身も心もささげるという大げさな話ではありませんが、仕事をしている間は少なくとも意識すべきです。

基本から応用まで、社会人1年目から、10年戦士まで多くの人に読んで頂きたい1冊です。

ぜひ、節々でも目に留めてみてください。







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