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#私を構成する42枚

トップのやつと作品が変わってるのもまた絞りきれてない証。

吟味に吟味を重ねた42枚はこちらでした。

最近ミュージシャンリスナー問わず音楽愛好家の間で流行ってるやつ。
みんなやってたのでやってみました。

曲を並べてて感じたのは自分にとって音楽の出会いは人との出会いだったあなと。どのCDも人との出会いが結びついているように感じます。

せっかくなんで1枚1枚思い出とともに振り返ってみることにします。
飽きたら終わり。

Chick Corea Akoustic Band - Chick Corea Akoustic Band


チック・コリアの名盤。スペインから入った自分ですが紆余曲折経てこのアルバムへたどり着きました。学生時代の試験でモーニングスプライトを弾いたり、アコースティックバンドのスペイン口で完コピしたり(弾けない)
枯れ葉もどこにテーマが入ってるか探すのが楽しかったり。
未だに聞いても発見のある最強のアルバム。パティトゥッティとウェックルっていうのもすごい。


Bill Evans - Alone 

これも学生時代に弾いたhere that rany daysから始まる最強アルバム
晩年の鬱々としたエバンスのピアノが聴けます。
あたおかエバンスの美しいピアノを是非聞いてほしいです。

CHARMY SMILE & GREEN HEAD - スキヤキ

原点にしてすべての始まり。
中学時代ラジオリスナーだったゲルゲ。この時ユニット組んで曲作って
今で言うDTMをはじめて。この人たちと出会わなければ今の自分はきっといないであろう。どの曲もポップで抜けててすごく良いアルバムです。
井手さんは最近はヒプマイの曲とか書いたりしてます。ずっと最前線。

スピッツ - ハチミツ

これもほぼ同時期。小学校〜中学くらいから最近も聞いてるスピッツの名盤。
捨て曲の無いラインナップ。全部好き。ルナルナとか好き。
当時のユニットの相方から受けた影響はとてもおおきい。


Various Artists - Guitar Freaks & Drummania - Best Tracks 

別にディスク2にこだわりがあるわけじゃなく、ギタドラのサントラのすべて。ここに入ってない曲も山程あるんだけど
The Least 333secとチョコフィロロングが入ってるだけで名盤。
インストコレクションもボーカルコレクションも好きで
いや、当時佐々木博史フリーク(今もだけど)でリスペクトしかなかったので佐々木さんの長尺の曲が聞けるっていうだけで幸せでした。
音ゲーから学んだ様々な音楽ジャンルは今も生きてます。

Emerson, Lake & Palmer - Brain Salad Surgery

恐怖の頭脳改革。ELPのCDも何枚も聞いてて(佐々木さんの影響)
100secの元ネタが悪の教典第2印象だと聞いてすぐ買いに行った思い出。音ゲーの元曲を探すっていうのも当時は楽しかった。
この曲を自分の曲として昇華させて音ゲーにするってマジですごい。

Schroeder-Headz - Newdays

これもアホほどきいたアルバム。
ピアニストであり作家でもある渡辺シュンスケさんのソロプロジェクト。
このあとのCDもずっといいんだけどこの1枚目を聞きながらあちこちドライブ行ったなーっていう思い出。ライブも行ったし。
ピアノインスト作るときにこの曲たちにめっちゃ影響受けてるなと感じます。

Ben Folds Five - Ben Folds Five

このアルバムも原点にしてエンドレスリピートしたアルバム。
ライブでもやったし。
ピアノ・トリオでピアノボーカル。そして親日家でグランドピアノに椅子をぶん投げる。めちゃくちゃかっこいいハゲピアニストです。
髪の毛の量は関係ないんだなと思わせてくれる最高のパフォーマーでした。

Scoobie Do - Get Up

4321のコード進行を教えてくれた最強の曲。
サビのメロディは零となんとかの鍵のなんとかの元ネタ。
影響受けまくってる。キャッチーでかっこいいバンド。

Cymbals - Anthology

シンバルズの全曲を収めた名盤。シンバルズの良さはアルバムトータルでの良さもるからMr.Noone Specialもあったんだけど名曲しかないからこれ。コピバンもやったなぁ。ホーンアレンジもして。懐かしい。

NU-KO - オトカドール オトカ ミュージックコレクション

村井さんとNU-KOと佐藤さんたちのスーパー曲集。
同じアーティスト作家でここまで作風を広げて作品を作れるっていうもはや資料集ですらある。どの曲もすごいからすごい。すごい(語彙

Hi-Standard - Making the Road

高校生の時にずーっと聞いてた。あんまり友達いなかったけど少ない友達が貸してくれて一人でずっと聞いてた。
それまでピアノが入ってない曲とか入る余地のない曲は苦手だったんだけど
パンクを聞いてギターが好きになった。熱い青春を思い出す一枚。

Dream Theater - Scenes From a Memory

20代に入ってみんながダンエタダンエタ言ってる前に
中学生の時に友達に進められて聞いたアルバム。
「1本の映画みたいな作品だから通して絶対聞いて」
当時からその感性を持ってた友人がほんとにすごいと思った。
今ならわかるこの映画感。
アルバムとは1本の映画であるということを教えてくれた1枚。

THE LOCAL ART - MIRAI

ギタドラにtomorrowが入ってたきっかけ。
ドラムボーカルってルーマニアモンテビデオ以来の衝撃。
これも20歳前後の時にずーっと聞いてたなー。
どの曲もキャッチーでポップなバンドですごく好きでした。

Flying Kids - 真夜中の革命

昔アニメでちょろっと聞いた主題歌、あれ誰のなんて曲だっけなー
って昔は検索なんてなかったからひたすらサビだけ思い出してなんだっけなーってある時再開して。
それがFLYING KIDSの「僕であるために」。
そこからFLYING KIDSを知ってアルバムを聴き漁る。素晴らしいバンド。
楽しそうなんだよねどの曲も。カズーをちゃんと効果的に使ってる曲があるってこの時衝撃だったなぁ。(ブルーって曲)

Various Artists - pop'n music Sunny Park Original Soundtrack Vol.1

自分の曲が2曲目に入ってるという伝説のアルバム。
いやこのCDがなければ今ここにいない一枚。
しかも1曲目のタイトルWelcome to Sunny Park!
だからね。知ってた??
公募同期のみんなの曲もそうだし
リメンバーリメンバーのロングもこのCD。
WORLD COLORとかも好きだし好きな曲あげだしたらきりないけど
色んな意味で今の自分にたどり着くまでの分岐点となった1枚。

dorlis - swingin' street

ギタドラにはいってたからたどり着いたアーティストシリーズ。
「ひとりごとみたいにアイシテタ」は言わずとしれた名曲。
「24時間世界一周」はバージョン違いで入ってて1枚通して聴くとドキッとする構成。すごい。あれは感動した。
リプライズっていうシステムはほんとすごい。CDは映画である。

HOLSTEIN - Delivered from the Past

ギタドラに〜シリーズ。
「Gently,the rain sings for me」がフルで入ってるのはもちろん。
他の曲も勢い止まらないスピード。そしてずっと食ってるん。
拍感がおかしくなる。それがすごい。普通にかっこいいよね。
これもエンドレスリピートして聞いてたなぁ。

Capsule - phony phonic

ポップとはこういうことだと教えていただきました。中田先生。
この時期中田サウンドばっかり聞いてた。
渋谷系ポップにドハマリしてた時期。へなちょことか。
RGBは神。

My Little Lover - evergreen

自分の思うJ-POPって結局ここで止まってるんだなぁという1枚。
1枚通して映画ではあるんだけど結局この「evergreen」という曲が壮大過ぎて全部持ってかれる。ポップス性とはここにある1枚。

Nikolai Kapustin - Kapustin : Eight Concert Etudes

カプースチンというやばいやつがいると専門学校入るちょっと前に知って
これはクラシックのカテゴリにいる化け物だと。
再現性と構成はクラシックだよね。初めて聞いたときはぶっとんだ。
今も何回聞いても飛ぶけど。すごい作品群。結局1曲目で全部飛ぶ。
連弾もあるけどそっちもやばい。

すぎやまこういち - Dragon Quest IV

家にあったゲームのサントラシリーズ。
クラシックを聴く気分でゲームを脳内で再生できる楽しさ。
ゲームのサントラってこういうことかと。
当時はオケ版よりもゲーム音のほうが好きだったw
このCDはオケ版が入ってて車の中でクラシックしか聞いてたなかったうちに紛れ込ませてた兄貴の奇策。

Nobuo Uematsu - FINAL FANTASY IV Original Soundtrack


家にあったゲームのサントラシリーズ。
FF4のストーリーを脳内で再生できる楽しさ。
FFのサントラって結局ボス戦とかラスボス戦ばっかり聞いちゃうんだよね。
ゲームサントラ聴く系音ゲーマーあるあるだとは思う。

the band apart - K.AND HIS BIKE

ピアノのいないバンド。なのにこのかっこよさ。いやピアノがいなくたってバンドはかっこいいんだよ。居場所がないだけで。
当時やってたバンドメンバーに貸してもらってドハマリしたバンアパ。
彼らは元気にしてるだろうか。
初めてドラムで加入して最初で最後のライブをやってそれっきりのバンドだった。みんな感覚派だったから偉そうに口出ししてたなぁ。年下なのに。
ドラムでバンドまたやりたい。
そんな出会い関係なくずっとかっこいいバンアパ。このあと全部聞いた。

L'Arc~en~Ciel - True

ラルクに初めて出会った1枚。ラルク大好きなんですけど、1枚に選べなくてこういう選択肢に。
yukihiroも好きなんだけどSAKURA時代のラルクもすごく好きでこの前のアルバムもめっちゃ好きなんだよね。ヘブンリー。
ハート以降もずっと好きではあるけど結局中学生の感性で打ち込まれたこのtrueというアルバムのかっこよさ。中2に刺さるflower。
ラルクはカップリング・ベストが出るくらいカップリング曲も良いと知ったのもこのアルバム聞いてえ!そうなん!ってシングルも借りまくった。
(当時1枚100円でレンタルできた)
レンタルショップに当日レンタルで通ったなぁ。
これも1枚通して聞きたいアルバム。

Hiromi's Sonicbloom - Time Control

ひろみといえばBRAINくらいXYZから上原ひろみに入った自分ですが
このアルバムもすごく好きなんです。
このあと出てくるトニー・グレイがベース弾いてて。
「時間」がテーマのアルバム。
音楽って時間の経過を楽しむ文化であるんだけど
(この考え方もちょっとずつ変わりつつあるけど)
それを音楽の中で表現してるすごい感性。
どのアルバムもかっこいいけどコンセプティブでこのアルバムも好きです。
1曲目の「タイムディファレンス」からぶっ飛ぶ。

Iceman - POWER SCALE

初めて買ったCDはアクセスの「夢をみたいから」だったんですが、
この出会いはもはや必然だったと言える。
TMRevolutionとかやってる合間に自分でバンド組んでやってる浅倉大介大先生。ショルダーキーボードでぶりぶりパフォーマンスしてるのはかっこよかったです。キーボードは動いてもいいんだと教えてくれた浅倉先生。
というか音楽性がTK→浅倉大介とキーボーディストあるあるルートです。
「BREATHLESS NIGHT SLIDER」が一番刺さった。そんな中学生。

Mr.Children - Atomic Heart

位置的にはスピッツのハチミツとかとおんなじくらいのタイミングではあるんだけど思い出したの後でこの位置。
結局小林武史から受けた影響もでかいってことです。
高校生になってから聞き直したアルバムでもあるんですが
高校生にもよく刺さるのがミスチル。どの曲も好きです。
どのシングル曲も名曲なんですが
「クラスメイト」とか「雨のち晴れ」とか。

Pat Metheny - We Live Here

音楽の専門学校入った時に周りがフュージョンやら難しい曲ばっかり聞いてて影響受けてようやく聴ける!ってなったCDの1枚。
同期のエレクトーンの人たちはみんなパットメセニー好きだった。(偏見)
「Stranger in Town」がかっこよかった。「And Then I knew」は今もインスト作る時にこの感じ出したいな−って思ってる。
この1枚があったからこそ今の自分のインストへの許容性が上がったとも言える。

B'z - SURVIVE

中学生の時に「スイマーよ!」に出会って歌詞全部覚えられるか?いや覚えられんやろみたいな子供みたいな喧嘩してメガネを割ったり割られたりした思い出。B'zオタクだった宮田は元気しとんのかね。

LINDBERG - LINDBERG VII

これもCMで聞いたあの曲ってなんだっけ!!みたいなところから漁ってきて家にもCDがあったので中古CD屋さんでとことん漁ってほぼすべてアルバムを買った中学高校時代。めちゃくちゃハマってた。
シンプルなバンドながらコーラスワークがめちゃくちゃ熱く、ポップでキャッチーなバンドサウンドっていうところに感銘を受け続けているすごいバンドです。
あのCMっていうのは進研ゼミで流れてた「GAMBAらなくちゃね!」だったりします。

the band apart - Quake and Brook

バンアパ被ってるの直すのわすれてたけど
結局みんな「coral reef」が好きってことでわかり合えた時代がありました。

華原朋美 - LOVE BRACE

自分が小室サウンドとして一番影響受けてるのはglobeなんですが、
その次くらいに華原朋美が好きでこのアルバムは同時なんでかずーっと聞いてた。なんでだろ?
I’m proud歌ってた当時の華原朋美が可愛かった。

Kemuri - 77 Days

高校卒業するくらいに組んでたスカパンクのバンドの影響でホーンの入ったスカパンクをよく聞いてた時代。
ohichyoとかPMAとか。
どのアルバムもそうなんだけど結局1曲目で掴まれてる曲がずっと聞いてるアルバムなきがした。

Unicorn - THE VERY BEST OF UNICORN

高校の生徒会室でなんでかずーっと流してた。比嘉ちゃんが「おかしな二人」を偉く気に入ってそれでずっと流れてたな。カラオケ行くたびにみんなで歌ってた謎の高校時代。
大迷惑もかっこいいんだけど、1曲目のMaybe blueとか昭和の曲とは思えないかっこよさ。奥田民生はずっとかっこいい。

RADWIMPS - RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~

高校卒業間際に組んでたスカパンクのバンドのベースがRADWIMPSの武田くんなんだけど、デビューしてから遠い存在になっちゃって今も最善で頑張っててすごいなと思ってます。トレモロを京都一人旅の時にずっと聞いてました。いい天気だった。
RADが2枚目のCD出てすぐくらいにRADのベースとドラムが知ってる人でびっくりした思い出の1枚。応援してます。

BUMP OF CHICKEN - COSMONAUT

バンプはTHE LIVING DEADが1枚の映画として最高なんですけど、このCOSMONAUTはどの曲も粒ぞろいでずっと聞いてられるバンプの売れ線アルバム。このポップ感とバンドのバランス感覚って見習いたい。

林原めぐみ - ふわり

古の林原めぐみオタクなので、bertemu を近所のCD屋でかって
当時声優として音楽CDが売れた初めての存在として未だに崇められてる伝説なんですけど、その2枚あとのこのふわりというアルバムがすごく好きで
大人な感じがしてすごく憧れてるCDです。当時感じてた大人と今の感じる大人はまた違う。

orange pekoe - Organic Plastic Music

オレンジペコーのオシャレ感というかこれ聞いてんのももろTOMOSUKEさんの影響だと思うんですけど、普通に1枚通しておしゃれさの塊というか
ラテンとポップとジャズの融合とバランスが絶妙というか。
結局愛の泉とLOVE LIFEで挟まれてるから最強のアルバムなんですよ。
聞いたことない人は是非。絶対好き。

Keith Jarrett - The Köln Concert (Live)

JAZZ好きに言わせると、「日本人てケルン・コンサート好きだよね」
みたいな斜に構えた言葉があるらしいんですが、
その言葉の通り普通に好きな一枚なんですが。
普通に即興演奏でCDが出るってすごいよねっていうCD。
アーティスティックな1枚。

Tony Grey - Chasing Shadows

先のタイムコントロールでベース弾いてたトニー・グレイのアルバム。
音楽院時代にゲスト講師で1日だけ来てCDの営業だけして帰ってったのでまんまとCD買ってサインもらった。
普通にいいアルバムだったというか、直接営業してくることによって情が湧いて曲が好きになるってあるよね。1〜2曲目ですんなり聞ける人は最後まで聞けちゃうベースメインなアルバム。

Dance Hall Crashers - Honey I'm Homely

流れで結局最後になっちゃった女性ツインボーカルスカパンクバンド
ダンスホールクラッシャーズ。
普通にかっこいいんです。
初めて聞いたのは中学生の時だったと思うんだけどJ-POPで歌詞がわからないと聞けなかった耳をちゃんと音楽としていろんな言語で楽しめるようにしてくれた初めてのアルバム、、だと思う。
Lost againがキャッチでポップ。聞きやすいアルバムだと思うので是非。

まとめ

ってかんじで42枚振り返ったけど書いてる途中であのアルバムも書きたかったな−とかあったのでまた元気になったらやろうかな。
いかに最近のCDじゃなくて青春時代に聞いた音楽が自分の音楽を作ってるかと言うのがよく分かる結果だったので新しい音楽も聞こう(聞いてないわけじゃない)

サブスクリプションが当たり前になって音楽=CD=アルバムじゃなくなって
12曲とかいっぺんに通して聴くっていう文化が廃れてるんだろうなぁとは思う。その分3分とかの中にドラマがギュッと詰まってて編曲の手の込み具合が12曲分あったりするけど。
時短時短の世の中ではありますが時間使って1枚聴く時間も作りたいねぇ。

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