米国株式市場反落

株式市場は反落しました。先週金曜日発表された消費者物価指数が史上予想を下回ったことや新型コロナウイルス感染拡大で米国企業業績がかなり悪化するとの警戒感から売り先行でした。アナリストの予想は、S&P500の第1四半期企業収益はマイナス10.2%です。また、前日主要産油国が世界全体の生産量の15%超に上る日量1500万バレル以上の減産という歴史的合意が出来たものの、市場が原油相場上昇には不十分との見解で期待された株式市場での買い要因にはなりませんでした。

イースター休暇明けで問題となっていた原油市場に明るいニュースが発表されたにも拘らず、株式市場がそれをネガティブに捉えてしまったのはやはり、今の価格レベルでは安心感がないことの表れだと解釈できます。

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