米国株式市場は続落


原油価格の大幅続落により米国株式市場は下落しました。

原油価格の急激な下落がマーケットセンチメントを悪化させ、世界経済の先行き不安を更に煽る事と懸念したのが主な下落要因でした。

実際、原油市場に関して、現時点で当局も含めた関係者ができることは殆どないです。OPECプラスが大減産をして供給を抑えることは時間的に無理ですし、圧倒的な需給ギャップに抗うことは不可能と言えます。米国のシェール企業の中には現状の市場価格で生産すればする程、赤字が積み上がるので生産停止を余儀なくされている企業もあります。

結局のところ、原油価格下落が中期的な景気減速を示唆しているのであるとすれば、それもコロナ対応で越えるべきハードルとして認識するしかありません。

米国株式市場には直接影響ありませんでしたが、昨日北朝鮮の金正恩の生存の有無が確認出来ないというニュースが配信されました。

昨年末から、実は彼はとっくに亡くなっており15名もの替え玉金正恩が存在しているという都市伝説すら耳にします。

それはともかく、問題は米中覇権戦争の渦中で朝鮮半島情勢が流動化する恐れがあるのです。すると、新型コロナ終息宣言を3/10に既に行い、国内経済を世界一早く回復基調に転換させた中国は朝鮮半島を狙って動く可能性は否めません。新たな国際政治問題の勃発となるリスクが発生するかも知れません。

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