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円を買うよりも売りたいという需給

マイナス金利解除を決定した日銀だが、円安が進んだ。

今回は金利差よりも、金融緩和はある程度継続されること、
そして、需給によって為替は大きく動いた。

円を買うよりも売りたいという需給の結果がさらなる円安を招いた。
ポジションを円高と予想した円ホルダーが売らざるを得なくなった。

日本が"利上げ"をしてニュースになる中で、ヨーロッパではスイスがいち早く利下げに踏み切った。
インフレ圧力の低下と過去1年間の実質的なフラン高を考慮したとのことで今後はこの”ファーストペンギン”に注目が集まるだろう。

実質的な利上げを行わず、デフレからインフレ経済になりつつある日本。
次なる一手は為替介入か、利上げか、金融引き締めか、それとも?
さあ、独自路線で活路を見出していこう。