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【ライブレポ】リトグリ UNLOCK 東京公演

こんにちは、ケンです!
今回、「Little Glee Monster Live Tour 2024 "UNLOCK!"」東京公演の模様をレポートしていきます。

リトグリは妹の影響で好きになり、現地のライブに参加するのはこれで3回目となります。

全体の感想を一言で述べると、6人の歌声が見事にハモリ、それぞれのカギで扉を開くように前進したライブになっていました。

そんなライブで感動したポイントを中心に語っていきます。ぜひ最後までよろしくお願いします!


ライブ概要

  • ライブ名:Little Glee Monster Live Tour 2024 "UNLOCK!"

  • 開催日:2024年7月6日(土)

  • 会場:東京ガーデンシアター

  • 出演者
    Little Glee Monster(かれん、MAYU、アサヒ、ミカ、結海、miyou)

Little Glee Monsterについて

Little Glee Monster(以下、リトグリ)は、研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループです。2014年に結成され、力強い歌声とハイレベルのアカペラを歌いこなしているのが特徴です。

2017年に初の武道館単独公演のほか、2018年には初のアジアツアーを成功させてきました。また、2017年より4年連続でNHK「紅白歌合戦」に出場しました。

2022年7月より新メンバー募集オーディション「M∞NSTER AUDITION」を開催しました。7002人の応募の中からミカ、結海、miyouの3人が新メンバーに決定し、新体制で再スタートしました。

これを皮切りに、新曲『Join Us!』が配信リリース、そしてEP『Fanfare』もリリースされ、2023年4月から「Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”」を開催。

2024年3月にはアルバム『UNLOCK!』をリリースし、現在も様々なイベントやフェスで活動を続けています。(注1)


会場に到着

16時ごろ、東京ガーデンシアターの入り口に到着しました。既に開場していたので、早速入場するために並び始めました。

奥まで大行列でした

屋内に入ると、そこは多くのガオラー(リトグリファンの名称)で賑わっていました。私はそのまま、1階に飾られている展示品を見に行きました。

まずは、フラワースタンドにやってきました。音楽番組の関係者は勿論、「いきものがかり」や「ゴスペラーズ」といった豪華アーティストからの花束も飾られていました。

カラフルなのがMステらしい
「いきものがかり」から!
「ゴスペラーズ」は過去にコラボした実績があります

他にも、過去のライブ衣装や色んな楽器を組み合わせたモニュメントがありました。

形がすごい独特……

ライブ会場へ!

一通り展示物を見た後は、ライブ会場に向かいました。そこで両親と合流し、開演まで待ちました(妹は大学院の用事で参加できず……)。

今回の座席は、バルコニー2の右側の位置でした。ガーデンシアター内では2番目に高い階で、ややステージを見下ろすような見え方になっていました。私としては丁度いい高さになっており、アーティストのパフォーマンスがはっきりと見えたので満足感はありました。

黒星が僕の席です
見え方はこんな感じ

セトリ

ここからは、私が印象に残った曲を中心に紹介していきます。

前半

  1. Seasons Of Love

  2. UP TO ME!

  3. VIVA

  4. Ready to go

  5. WONDER LOVER

  6. In your Calling

  7. Your Name

  8. 君といれば

  9. ちょ待って!

  10. 私らしく生きてみたい

会場が暗転すると、紗幕スクリーンにリトグリメンバーがそれぞれの鍵穴に差し込む映像が流れました。「ガチャ」の音と共に紗幕が上がると、6人のメンバーがステージ上に登場しました。

最初は「Seasons Of Love」が披露され、そのまま「UP TO ME!」に続きました。後者は、スピーディに刻まれるテンポに爽快感のある歌声と融合することで元気に溢れていました。

「WONDER LOVER」では、ノリノリのリズムに合わせたダンスが披露されました。途中のラップも加わることで、軽快なパフォーマンスになっていました。

最初のMCでは、かれんが「今日はツアーファイナルということで、いつもより気合い増し増しで皆さんの心を“UNLOCK”していきたいと思います!」とガオラーに宣言し、「みんなや私たちが持っている鍵の中には、目に見えないものもあるかもしれない。」と語りかけると、結海が目に見えない鍵を手に取って扉を開ける演出を見せました。

その後、「In your Calling」「Your Name」「君といれば」が連続で歌唱されました。

特に「Your Name」は、美しいステンドグラスの映像が流れる紗幕スクリーンを背景に歌うメンバーたちの姿はどこか神秘的で、その一瞬一瞬が鮮やかに輝いていました。
振付は三浦大知さんが担当しているとのことで、力強さに満ちた感情と共鳴するようなダンスに心を揺さぶられました。

この後はトークパートに移りました。6人が椅子に座って「東京あるある」と題してガオラーに問いかけました。そこで回答した男性は、「バイトの時給が高い」と返答し、そのユニークなやりとりに会場が笑い声に包まれました。

そして驚いたのは、メンバーの一人が「ちょ待って」と言った後に、新曲「ちょ待って!」へスムーズに切り替えたことでした。ガオラーからの受け答えから自然に次の曲へと移した点から、アドリブで進めているようなテクニカルなプロ技を感じさせました。椅子を使ったパフォーマンスは独特で、「ちょ待って無理無理ヤバい〜」の歌詞がクセになりました。

ソロパート

  1. Catch me if you can(かれん,結海,miyou)

  2. 十戒 (1984) [中森明菜](MAYU)

  3. 果てなく続くストーリー [MISIA](ミカ)

  4. A HOPE FROM SAD STREET [杏里](アサヒ)

  5. 366日 [HY](結海)

  6. Man In The Mirror [Michael Jackson](miyou)

今度は6人がそれぞれのソロ曲(カバー)を披露しました。

アサヒ(私の推しです!)は、杏里の「A HOPE FROM SAD STREET」を歌唱しました。スクリーンに映るひまわりを持つ女性の映像を背景に、まるで昭和アイドルのような可愛い歌声に癒されました。

miyouの歌う「Man in the mirror」は、英語の歌詞を滑らかに歌い上げる姿に圧倒されました。

後半

  1. WONDERLAND

  2. ORIGAMI

  3. I Promise You

  4. 好きだ。

  5. MASTERKEY

後半戦は、「WONDERLAND」からスタートしました。カラフルな花で埋め尽くされた映像と相まって、色とりどりの歌声が花束のように一つになったような美しさがありました。

続けて、新曲の「ORIGAMI」が初披露されました。笛を強調した和のBGMとメンバーの穏やかなハーモニーと相まって、会場が落ち着いた雰囲気に包まれて居心地が良かったです。

その後も歌唱は続き、中でも「好きだ。」は自分に自信を持つことの大切さが込められた歌詞に涙が止まりませんでした。

アンコール①

  1. Join Us!

  2. 世界はあなたに笑いかけている

  3. SAY!!!

  4. だから、ひとりじゃない

「MASTERKEY」で一区切りつくと、アンコールの掛け声が会場中に響きわたりました。私も周りに合わせるように「アンコール!」と何度も叫びました。

明転すると、新メンバー加入後では初となるオリジナル曲「Join Us!」からスタートしました。アップテンポなバンド演奏と6人の力強いボーカルによって、会場の熱気が一気に高まりました。

途中でバンドメンバーの紹介がありました。特に推しているのは、サックス担当の本間将人さんです。彼は「いきものがかり」や「スキマスイッチ」などのアーティストと共演した経験があり、「名探偵コナン」の劇場版でメインテーマを担当したこともあります。そんな彼の演奏はお腹に響くぐらいの迫力があり、聴いている間は興奮しました。

続く「世界はあなたに笑いかけている」では、ガオラーが観客席の左側・中央・右側の3パートに分かれて歌う場面がありました。私が座っていた右側のガオラーはローパート(低音)を担当しました。、事前に軽い練習も行い、本番でメンバーの掛け声に続いて全員でハモれたときの一体感は、みんなと繋がれたような快感を得られました。

この後、定番曲の「SAY!!!」に移りました。ここでは、持参してきたタオルを回しながら一緒にリズムよく「SAY!」と叫んでノリノリになれました。また、リトグリにあまり興味なかった父も楽しそうに盛り上がっていたことから、彼女たちの歌声にとてつもないパワーが秘められているように感じました。

アンコール②

  1. はじまりのうた

2回目のアンコール前、これまでの歴史を振り返る映像が流れました。2014年に結成されてからの思い出と苦労が語られており、この10年間で色んな出来事があったことを実感させられました。

特に初期メンバーのかれん、MAYU、アサヒは、一時期3人で活動していました。その頃は脱退したメンバーのパートも担当しており、MAYUは3人での継続が難しいことから、彼女も辞めようと考えていたこともありました。それでも、彼女たちはできることをしながら努力し続け、新メンバー加入を得て10周年を迎えることができました。

MCでもアサヒが、「この10年間で実現できた夢も果たせなかった夢もあった」とあるように、たくさんの喜びと挫折を経験してきたことが伝わってきました。

そして最後は「はじまりのうた」が歌唱され、ガオラーの大歓声が包まれて大団円を迎えました。

さいごに

6人の新たな一歩を感じさせる素晴らしいライブでした。10月には10周年記念ライブが開催され、これから6人がどんな活躍をしていくのか楽しみになってきました。

今回は以上です。
それでは皆さん、See you soon!

参考サイト
(注1) Little Glee Monster|Profile 

一部引用(MC部分)


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